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ダークファンタジーで最後まで予想外の展開が繰り広げられていく【薔薇王の葬列】。
主要キャラクター達が亡くなる率が高いのでヒヤヒヤするんですよね・・・!
今回の記事では、薔薇王の葬列のラスト結末はどんな展開なのか?
最後の生き残りや死亡キャラと死亡シーンがどうなっているのかも原作のネタバレと考察でお伝えしていきます^^
【薔薇王の葬列】ラスト結末の最後までを原作ネタバレ考察①
「薔薇王の葬列」TVアニメ化決定しました!
読者の皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます! #薔薇王の葬列 pic.twitter.com/U9Hn812eD4— 菅野文 |薔薇王アニメ2期はじまりました (@kanno_aya) September 15, 2020
薔薇王の葬列は登場キャラクターが複雑&同名キャラが中盤以降増えていくから主要キャラクターを簡単に一覧でチェック▽
- リチャード【主人公で両性】
- ヨーク公リチャード【主人公の父親】
- セシリー【母親で主人公を嫌う】
- エドワード【主人公の兄で長男・王になる】
- エリザベス【復讐で長男の王妃に君臨】
- ベス【エドワード王の娘】
- ジョージ【主人公の兄で次男】
- ケイツビー【主人公のお世話係で秘密を知る】
- バッキンガム【主人公のキングメイカー】
- ウォリック伯【主人公の父親の右腕】
- アン【ウォリック伯の娘で主人公に恋】
- ヘンリー六世【現王で主人公と出会う】
- マーガレット【ヘンリー六世の妻】
- エドワード【ヘンリーの息子で主人公に恋】
- ジャンヌダルク【亡霊の謎の魔女】
- ジェーン【エドワード王を魅了する謎の自称魔女】
- ティレル【左目に傷ありの正体不明の殺し屋】
- リッチモンド【王位の座を狙う】
薔薇王の葬列はダークファンタジーで、過去実際に中世ヨーロッパで起きた薔薇戦争の史実を参考にオリジナル要素が加えられて新しい解釈でストーリー化された物語。
なのである程度の主要キャラクター達の運命は悲劇に繋がっていくのだろうな・・・と分かる部分も多いだけに、漫画・アニメ版ではどのような結末に変わっていく部分があるかなども気になってきますよね!
まず初めにリチャードを中心としたストーリーでの前半をまとめると、母親からも望まれない両性の身体で生まれた主人公。
身体の秘密を知るのは母親や出産に立ち会った人物、他にはお世話係のケイツビーとごく少人数に限られていました。
悪魔の子、望まれない、愛されるはずがない。
などという負の感情で育ったリチャードは自分自身を認めてあげる事ができず、基本的には卑屈というか暗い感情を持つように。
唯一の希望と言えば父親のヨーク公リチャードでしたが、父親との悲劇の別れを経てランカスター家のヘンリーとの間に恋が芽生えていきます。
しかし現実は甘くなく、ヘンリー王についての事実を知ったリチャード。
何とか自分を愛してくれないかと秘密すらも打ち明けますが、ちょうど精神をやられて正常な判断が出来なくなっていたヘンリーに拒否されてしまいます。
この出来事がきっかけで、リチャードはまたヘンリーにも裏切られたと感じ酷く傷つくんですよね(/_;)
ヘンリーとの一件でリチャードは彼に深手を負わして命の危機と思われるシーンもありましたが、次にヘンリーが登場してくるのは10年後。
記憶を失い暗殺者ティレルとして生き始めていた元ヘンリーは、リチャードと敵対する者達からの依頼でリチャードを狙いに来たり。
逆にリチャード側からの依頼でリチャードの兄ジョージを手にかけたりと、王家に関わる重要な事柄に対して暗躍していくんですよね。
【薔薇王の葬列】ラスト結末の最後までを原作ネタバレ考察②
そして、最終場面では心と体を交わすほどになっていたはずのリチャードとバッキンガムが対立する関係に悪化。
バッキンガムはティレル(元ヘンリー)にリチャードを始末するよう命じて、ティレルも動き始めてしまいます。
が、ティレルが行ったことと言えばなぜかリチャードと友達になる事。
そして、リッチモンドに対抗すべく命を捨てる覚悟で戦場に出たリチャードはバッキンガムを切り、リッチモンドをも斬りつけます。
しかし影武者のリッチモンドの姿に形成を崩されたリチャードは、深手を負ってしまうんですよね(/_;)
そのままリチャードも兵士たちに切られてしまうという直前、姿を現したのは2人目のリチャード・・・
ではなく、おそらくリチャードの姿そっくりに扮装したティレル(ヘンリー)の姿でした。
リチャードの姿をしたティレル(ヘンリー)は自分は君だと良い、愛を告白しながらリチャードにキス。
その後はリチャードはケイツビーに連れられて戦線離脱で来ていたものの、敵側から見ると「リチャード」そのもののティレル(ヘンリー)は、「リチャード」として切られてしまっているのでした。
この流れから見ると記憶を失ったヘンリーがリチャードに愛を伝えた時点で記憶を取り戻したような気もしてきますが、個人的には以下の解釈をしています。
ティレルとして生きていたヘンリーはリチャードの姿を見て、自分の王だと尊敬の念を抱くようになっていた。
なので王の為に動く可能性があるのは考えられる事であり、バッキンガムはおそらく本当に愛したリチャード自身の命を取りたいとは思っていなかったはず!
だからバッキンガムがリチャードを始末しろと言ったのは、リチャードという存在の始末の事。
つまりはティレルがリチャードに変装し、リチャードとして戦場で亡くなった事よりこの依頼は成立したのと同じとなるわけです。
ティレルは自分の王の為になりたかったから動いたし、バッキンガムもまた違い方向でやはりリチャードを助けたかったのではないかと考察すると悲しいですね(/_;)
【薔薇王の葬列】死亡キャラと死亡シーンネタバレ!最後の生き残りは誰?①
リチャードとウォリックが部屋に飾りそうなジャケ裏の父上 pic.twitter.com/wFpfxPoNZs
— 菅野文 |薔薇王アニメ2期はじまりました (@kanno_aya) March 28, 2022
薔薇王の葬列で壮絶な人生を生き抜いてきた主要キャラクター達の、死亡キャラと死亡シーンをまとめて紹介していきます。
ヨーク公リチャード【白薔薇ヨーク家】
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主人公リチャードの父親、ヨーク公リチャードはリチャードにとっての光そのもの。
一度はヘンリーに対して王座を奪う戦に勝利したものの、ランカスターに負け処刑されて首を落とされてしまいます。
ウォリック伯【白薔薇ヨーク家の元キングメイカー】
ウォリックはかつての王、ヨーク公リチャードのキングメイカーであり、いつも傍で支えて来た一番の従者。
しかしヨーク公リチャードが命を落として代わりに王座についたエドワードとの間に確執が生まれ、恨みの念が募りランカスター派に寝返ります。
最後には対ヨークとの戦いでバッキンガムに切られて死亡するのでした。
エドワード【赤薔薇ランカスター家】
ランカスター家のエドワードは、ヘンリーの息子であり主人公リチャードに恋をしていた1人。
しかしその恋もかなう事はなく、戦いの末に最後はリチャードの手によって最期を迎えます。
ジョージ【白薔薇ヨーク家】
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ジョージはヨーク家の次男でリチャードの兄。
しかし自身の立場や処遇、妻のイザベルを亡くした事からさらに素行が悪くなっていきます。
それを悪とした兄エドワードやリチャードの考えもあり、ジョージは暗殺者ティレルの手によって葬られることに。
エドワード4世【白薔薇ヨーク家】
リチャードの兄でヨーク公リチャードの死後に王座についていたエドワード4世。
しかし女遊びや酒癖など私生活の乱れが決定的となり、徐々に体を壊し最後には病気になって死亡。
このエドワード4世の死後に王座を継いだのがリチャードとなります。
また、亡きエドワード4世の側近であり親しい仲だったヘイスティングはケイツビーの手によって処分される事に。
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【薔薇王の葬列】死亡キャラと死亡シーンネタバレ!最後の生き残りは誰?②
アン・ネヴィル【白薔薇から赤薔薇へ】
かつて王に背き敵側に寝返り処刑された、ウォリック伯の娘アン。
アンは政略結婚でランカスターのエドワードと結婚していたものの、そのエドワードが命を落としたために次はリチャードの妻になる事に。
エドワードとの子供を産んだアンはその子をリチャードの子として育て、彼女自身は結核により死亡してしまいます。
バッキンガム【白薔薇ヨーク家のキングメイカー】
バッキンガムはリチャードを王にしたキングメイカーであり、リチャードを愛した人物の1人。
リチャードの身体の事を知ってからも愛を自覚しお互いに求めあっていましたが、リチャードのお腹に自分との命が宿ったかもしれないと分かってから一変。
共に家族として過ごしたいバッキンガムと王座を守りたいリチャードとの意見は食い違い、こじれた感情のまま戦場で戦う事になりリチャードに切られ死亡してしまいます。
ヘンリー6世(ティレル)【赤薔薇ランカスター家】
かつて王座につき、お飾りの王として君臨していたヘンリー。
王という立場に対する執着はなく、自由に生きたいと願う中で主人公リチャードとの出会いが。
しかしお互いに対峙する場面でリチャードに与えられた傷や精神的な病の結果、記憶を失い暗殺者ティレルとして第2の人生を歩んでいきます。
そして、最後はリチャードを庇う形でリッチモンド軍に切られ命を落とすのでした。
リチャード3世【白薔薇ヨーク家】
主人公であり多くの悲しい運命を背負った、薔薇戦争の最後の王。
愛されない身体だと悲観しつつも愛を求め、アン・ヘンリー・バッキンガムなど良い感じに心を通わせそうになった相手達とのすれ違いの中で全員に裏切られたと感じ傷つきます。
兄のエドワードが亡くなってからはリチャードとして王に君臨していたものの、リッチモンドにその王座と命を狙われる流れに。
そのリッチモンド軍との戦いにて捨て身で戦場に出たものの、策にハマり頭部に致命傷を負い・・・
ケイツビーがギリギリで戦場からは連れ出したものの、最後は多くの薔薇の中で眠りにつくのでした。
最後の生き残りをネタバレ考察
リチャードに近い人物で見ていくと、殆どのキャラクターが退場していく中でまずケイツビーが確実に最後まで生き残っています。
ティレルの変装姿をリチャードと勘違いしたままだったリッチモンドも生き残り。
他には、実質ランカスター家エドワードとアンの息子であるエドワードはアンが亡くなる前にリチャードとの話し合いの結果、息子も命を狙われるだろうという事で病気で亡くなった事にしていますが実際は息子は生きています^^
薔薇王の葬列のラスト結末と最後の生き残りは?死亡キャラもネタバレ考察まとめ
以上、薔薇王の葬列のラスト結末はどんな展開なのか?最後の生き残りや死亡キャラと死亡シーンがどうなっているのかも原作のネタバレと考察でまとめてお伝えしました!
一番最後のリチャードとケイツビーのシーンに関しては観た人それぞれの解釈も出来そうな終わり方なので、漫画やアニメで確認してみてくださいね^^
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