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魔法使いの嫁フィロメラの過去と黒幕犯人の正体は?目的もネタバレ考察

アニメ

チセを始めとする登場人物たちの成長の物語でもある魔法使いの嫁

まほよめは感動ありハラハラ展開ありで目が離せないんですよね…!

 

そんな中、フィロメラ・サージェントに関しても気になってきませんか??

今回の記事では、魔法使いの嫁のフィロメラの過去の真相や事件の黒幕犯人の正体・真の目的に関してもネタバレと考察でお伝えしていきます^^

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【魔法使いの嫁】フィロメラの過去と目的をネタバレ考察【まほよめ】

 

魔法使いの嫁でのチセの新しい友人となるフィロメラ・サージェント

フィロメラの過去の真相や学院での事件の真実をチェックしていきましょう!

 

フィロメラのチセへの目的

 

フィロメラ・サージェントは、主人公である羽鳥チセの通う学院(カレッジ)で出会う魔術師の少女です。

彼女はヴェロニカ・リッケンバッカーという、同じカレッジに通う少女の従者をしています。

 

フィロメラは諜報活動に長けた家の出身であるため、ヴェロニカの命でカレッジでは珍しい魔法使いの転入生であるチセの監視をしていました。

 

しかし、チセの持つドラゴンの呪いとカルタフィルスの呪いの副作用により、監視していることがバレてしまいます。

 

フィロメラの辛い過去とチセとの関係性

フィロメラは幼い頃に両親を亡くしており、かつ両親の香りも覚えておらず、思い出もありません。

 

祖母でありサージェント家の当主であるリズベスに記憶を封じられ、奪われた描写があります。

親の愛情を受けた記憶が無いという、初期のチセと同じような身の上です。

 

彼女は他にも、唯一の肉親である祖母のリズベスに役立たずと罵られ、体罰を受け続けた結果、終始劣等感に苛まれて精神的に追い詰められ、役に立たなければと無理をし、後述する魔術的な要因も相まって体調不良によりチセの前で倒れてしまいます。

 

チセはどこか自分に似ているフィロメラを放っておけず、介抱してお節介を焼き、彼女の悩みである精神安定のために自作のポプリや紅茶をプレゼントします。

魔法使いのルールとして無償提供はできないため、今度一緒にポプリを作ろうと約束をします。

 

フィロメラと人工精霊アルキュオネの関係性

 

フィロメラはチセの好意を戸惑いながらも受け取り、互いに拙い友情が芽生え始めます。

しかし、フィロメラはリズベス以外にもサージェント家に関係する人間からも劣等生の烙印を押されており、主人であるヴェロニカの目もあって中々チセを含めたカレッジの人間と溶け込みません。

 

それは幼い頃の、まだ劣等感に苛まれる前のフィロメラを知るリアン・スクリム=ジョーという少年の前でも変わらず、むしろ彼からも「昔のお前は……」など色々と言われてしまい、さらにフィロメラの心は閉ざされていきます。

 

そんなフィロメラが唯一心を許している存在として、フィロメラの死んでしまった父親であるアダムが作り出した人工精霊のアルキュオネがいます。

 

アルキュオネはフィロメラを守るように命令されていますが、アルキュオネもリズベスによって性能やアダムの与えた命令の一部を封じられているため、フィロメラとの間に薄い壁がありました。

 

カルナマゴスの遺言によるフィロメラの不調

フィロメラを想い心配するアルキュオネは話が進むほどに人間味を帯びていきます。

 

しかしフィロメラはリズベスの父親と母親を蘇らせてあげるという甘い言葉に従い、『カルナマゴスの遺言』という禁書を使ってカレッジ内で無差別に他人の魔力を集めていきます。

その結果、禁書の反動により徐々に体調不良となっていくことになるのです。

 

フィロメラの不調にチセやリアン、チセの寮の同室であるルーシー・ウェブスター

リアンの幼い頃からの友人アイザック・ファウラー、チセと同じ転入生であるゾーイ・アイビーも、小さな友情や色々な思いから心配し、カレッジやカレッジ外で巻き起こる禁書に関係する事件へと介入していきます。

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【魔法使いの嫁】フィロメラの真相と黒幕犯人の正体をネタバレ考察【まほよめ】

事件の黒幕犯人の正体が判明

事件に関してはルーシーの家であるウェブスター家に起こった悲劇に、フィロメラやサージェント家が関係していること。

その悲劇の実行犯である人狼がサージェント家の当主リズベスに子供を人質に取られて仕方なく実行したこと。

 

人狼も記憶を弄られていて、リズベスが色々な事件の黒幕であること。

リズベスが自らの分身とも言える愛する息子であり、フィロメラの父親であるアダムを蘇らせるためにフィロメラを騙し、使い潰そうとしていることを少しずつ解明していきます。

 

フィロメラを追うチセ

そしてあるとき、フィロメラは禁書に飲み込まれてカレッジ内で暴走してしまいます。

禁書に蝕まれたフィロメラは人間の形を保てなくなりながらも、亡くなってしまった父と母に会わせてあげるというリズベスの甘言を信じて、祖母の待つサージェント家へ戻ります。

 

チセたちはフィロメラを心配して、チセの魔法の先生であるエリアス、カレッジで曰くを持つ地下の住人であるザッケローニと共に彼女を追います。

 

その際、チセは赤いドラゴンに変身して大地の地下に潜りフィロメラを追ったのですが、それもまた今後の展開に影響するようです。

 

フィロメラの過去の真相とアルキュオネの記憶

 

フィロメラはリズベスの元へと到着し、禁書の影響によって指先が崩れながらも父と母を想って儀式まで耐え忍びます。

アルキュオネはそんなフィロメラの様子を見て、過去回想に入ってフィロメラとの家族の思い出や、後にチセを追ってやってきたエリアスの力によって自らの本当の役割を思い出します。

 

エリアスが来る前にフィロメラは自分を助けにきたチセたちを自身の中へ取り込みましたが、その異空間の中で「自分のしたいことをしていい」と助言され、チセたちを解放したあと、リズベスの真意を確かめるため自らの足で儀式の準備をしている地下へ向かいます。

 

そこでリズベスの本当の目的を知り、禁書を媒介としてアダムを蘇らせる贄にされそうになるのですが、以前の彼女なら生きることを諦め、自分でも役に立つのならと死を受け入れようとしたでしょう。

 

しかし、チセやリアン、ルーシーやアイザック、ゾーイとの出会いで彼女の考えが変わりつつあったフィロメラはリズベスに小さい抵抗を試みます。

 

その間にもチセは冬と夜を統べる女神に助力を受けたり、ゾーイは蛇髪族のゴルゴーンとしての力で、リズベスに良いように使われていた人狼の記憶の鍵を壊して自我を取り戻させたりと、それぞれの活躍をしてついにフィロメラの元へと辿り着きます。

 

アルキュオネと記憶の解放と事件の終幕

チセたちが助けに来てくれたことでフィロメラはようやく自分の欲求、「助けてほしい」という言葉を言うことができました。

 

チセの力によってアダムを蘇らせる儀式を壊しましたが、禁書がリズベスの想いを受けてリズベスと融合してチセたちに襲い掛かります。

ピンチになるチセたちですが、エリアスや彼女の使い魔であるルツ、自我を取り戻した人狼に助けられます。

 

そしてフィロメラを守るように作られたアルキュオネが身を挺して彼女を庇い、リズベスによって封じられていた性能の一部をエリアスが解除していたこともあって、自身が壊れたことが鍵となって最後の機能が発動します。

 

フィロメラと死んでしまった両親との思い出(記録)の解放、そしてアダムが生前に仕込んでいた対リズベス用の呪いが発動します。

 

リズベスの所有物という歪な愛情を受けていたアダムが、愛する家族を守るために仕掛けた「アルキュオネを壊し、フィロメラを害そうとする相手に報復する」という呪いです。

それによってリズベスを追い込み、チセや女神の協力もあってリズベスだったものを消滅させることに成功します。

 

生まれたときから一緒にいたアルキュオネとの別れ、呪いではあるが束の間の父親の面影を物存在との邂逅と別れ

 

禁書を使った事件は解決し、フィロメラは指を失ってしまいましたが日常を取り戻し、チセと一緒にポプリを作りたいと望み、友人たちとたどたどしくも会話が交わせるほどになっていったのでした。

 

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【魔法使いの嫁】フィロメラの見どころとネタバレ考察【まほよめ】

フィロメラとチセの友情の伏線

リズベスから使えない、役立たずと罵られたり体罰を受け続け、サージェント家当主の孫ではあるが家系に関係する人間からも出来損ないなどの誹謗中傷の中で育ったフィロメラ

 

自分自身を信じられず、自分はダメな子であるとの強い思い込んでしまう様は、責任感が強く自分を責めがちな私にとっては思い入れ深い人物です。

 

そして両親がいない、思い出もない中で唯一の肉親であるリズベスからの愛情が欲しいだけの悲しい子どもだったフィロメラが、チセやリアン、ルーシー、アイザックが主体となって関係を保ち続けたことでようやく普通の女の子としての第一歩を歩めたことがとても嬉しく思えました。

 

悲しい出来事だらけの子が小さな幸せでも良いから自分の手で掴み取れるようになるのは、いつ見てもほっこりします^^

 

特に魔法使いや魔術師という特殊な環境であり、非日常的な生活を送らざるを得ない環境の中で互いの家の事情が背景にある友情は、形骸化された友情物語に飽きている人からするととても面白いものがあります。

 

アルキュオネとエリアスの友情に近い関係も、フィロメラとチセの友情を描く際の良い伏線となっていてとても良いストーリーでした。

 

フィロメラはリアンと結婚する?

フィロメラのお話は現行時点で一旦の区切りを見せていますが、禁書自体の事件はまだまだ続きそうであり、フィロメラの主人であるヴェロニカが人狼の子どもらしき存在を使って禁書を手にする場面が描かれているので、今後の展開に期待できます。

 

私としては、フィロメラの存在はチセにとって今後さらに大きいものになると思います。自分と境遇が似ていて放っておけないフィロメラは、チセの冒険や成長にも深く関わって欲しいです。

 

諜報活動が得意らしいですが、父親であるアダムが呪術に秀でているので、娘のフィロメラもいつかはその才能を開花させてくれるのではないかと、今から成長を楽しみにしています。

 

そして因縁のあるルーシーとの関係改善や、リアンとの昔話も少しずつ描かれ、最終的にはリアンと結ばれて幸せな家庭を築き、自らの力でアルキュオネと似たような人工精霊を作り出して欲しいと思います。

 

カレッジ編においての中心人物であり、この回では個人的に一番好きなキャラクターなので、今後の活躍が楽しみです^^

 

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まとめ

以上、魔法使いの嫁のフィロメラ・サージェントの過去や事件の犯人の正体・真の目的に関してもネタバレと考察でまとめてお伝えしました!

 

フィロメラに関しては学院編が終了してもこれで完全に終わりではなく、まだ禁書に関する問題やチセとの関係は続いていくはず。

人気キャラクターの1人でもあるので今後の登場回も楽しみです^^

 

 

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