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【魔法使いの嫁】羽鳥チセのラスト結末ネタバレ考察!最後はどうなる?

アニメ

ダークな雰囲気もあるファンタジー世界が人気の魔法使いの嫁

次々と起こっていく展開に目が離せないんですよね…!

 

そんな中、主人公の羽鳥チセの最終回に関しても気になってきませんか??

今回の記事では、魔法使いの嫁の羽鳥チセのラスト結末の最後までをネタバレ考察でお伝えしていきます^^

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【魔法使いの嫁】羽鳥チセのラスト結末ネタバレ考察!出会いとドラゴンの呪い

 

羽鳥チセは最終的に一体どんな結末を迎える事となるのか…?

最終回までの展開を詳しくチェックしていきましょう!

 

最悪な過去とエリアスとの出会い

羽鳥チセはこの物語【魔法使いの嫁】の主人公で、物語開始時には15歳でした。

日本人の少女で名前も漢字表記だと羽鳥智世(はとりちせ)ですが、物語の主な舞台はイギリスなので、チセと表記されることがほとんど。

 

チセは幼い頃から他者には見えないものを見ることが出来て、周囲の人間から気味悪がられていました。

両親もそれらの存在を見る力はありましたが、何故か父親はまだ赤ん坊の弟を連れて家を出てしまい、母親もある日、チセの首に手を掛けた直後に自ら命を絶ってしまいます。

 

一人残されたチセは親戚中をたらい回しにされ、行く先々で冷遇されることに…。

そして、中学生になったチセは精神的に追い詰められ、学校の屋上から自分も母と同じように飛び降りようとします。

 

しかし、魔法や魔術の業界の地下競売場で働いているセスという男性に止められるのです。

チセは、彼の言葉に従い、自分自身を競売場の品物として出品することにします。

 

そんなチセを破格の値段で競り落としたのが、人外の魔法使いのエリアス・エインズワースだったのです。

 

スレイベガの特異体質とエリアスとの旅

 

エリアスに買われて彼の家に連れていかれたチセは、暖かい寝床や食事を提供されます。

そして、エリアスから自分が夜の愛し仔(スレイベガ)という特異体質であることを聞かされます。

 

スレイベガは体内で無限に魔力を生成出来る体質で、またそれ故に普通の人間には目に見えない妖精などの存在も吸い寄せられやすいというモノ。

彼女が幼い頃から普通の人には見えないものが見えるのは、そのためだったのです。

 

その後、エリアスの行動を見張る教会から、チセを買った件に対してペナルティとして3件の頼まれごとを引き受ける羽目になり、チセとエリアスはその依頼を遂行すべく、各地を旅することに…。

そうやって少しずつ二人は絆を形成し始め、やがて、それぞれの心に変化が訪れます。

 

使い魔ルツとドラゴンの呪い

教会からの頼まれごとを全て片付け、ルツという使い魔も出来て魔法の修行に励むチセ。

しかしこの頃から、夜の愛し仔(スレイベガ)としての力を使って無茶を重ねるようになります。

 

ドラゴンの国があるアイスランドから、魔法で輝く火の鳥になってイギリスまでひとっ飛びで帰ってきたり。

リャナンシーという妖精の思いを叶えるために、妖精の薬を作ってあげようと大量の魔力を消費して死亡しかけたり…。

 

そして、挙げ句の果てにはドラゴンの国から連れ去られる展開に。

チセは地下競売にかけられたドラゴンの雛を救うために、恐怖で暴走するドラゴンから魔力を吸収

 

結果的に、逆にドラゴンの呪いをその身に受けて余命幾ばくも無い状態になってしまいます。

 

そんな彼女を救うためにエリアスは、チセの友達のステラにその呪いを移そうと考えますが、それを知ったチセは激怒。

初めて自らの意思でエリアスの元を去ります。

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カルタフィルスと過去の母親の真相

 

彼女が向かった先は、魔術師カルタフィルスの所。

カルタフィルスは自身にかけられた不死の呪いと正反対の性質であるドラゴンの呪いに興味を持ち、その呪いがかけられたチセの片腕と自分の腕を交換しようと提案します。

 

その前に試しとして、カルタフィルスはお互いの片方の眼球を交換するのですが、その時、チセに嫌がらせとして彼女の過去を見せます。

 

チセは自分でも忘れていた父や母、幼い弟と過ごした幸せな日々の記憶に接する事に。

母が幼い自分の首に手を掛けたのは、彼女を守ろうと必死になって働いた結果だという事。

 

精神的に追い詰められて魔が差したために起きた行為であり、決して彼女の本心ではなかったことを知ります。

 

こうして自身の過去と対峙し、それを上手く心の中で処理することに成功したチセは、今度はお返しとしてカルタフィルスの過去を覗き見ることに…。

 

そしてその結果、チセは彼をも救いたいと思うようになり、ようやく彼女の居場所を突き止めたエリアスやルツと共に、逃げるカルタフィルスを追い詰めます。

壮絶な戦いの末に、チセは子守歌を歌うことにより、カルタフィルスを眠らせることに成功するのでした。

 

不死の呪いとの融合

カルタフィルスとの戦闘で深手を負ったチセは、自身もしばらくの間、深い眠りにつくことに…。

 

その眠りから覚める直前、カルタフィルスが夢に現れ、ドラゴンの呪いに干渉。

不死の呪いと融合させることで、余命幾ばくも無い状態を無効化したことを告げます。

 

彼が言ったことは本当で、傷が治った後は強靱な肉体を手に入れることに成功したチセ。

以前は上手く魔力をコントロール出来ずに魔法を使った直後は倒れてばかりだった彼女ですが、以後は丈夫になり、普通の人よりも力持ちになったり、疲れにくい体質に変化します。

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【魔法使いの嫁】羽鳥チセのラスト結末ネタバレ考察!最後はどうなる?

学院(カレッジ)編でのフィロメラとの出会い

そんな彼女に目を付けたのが、魔術師の養成機関である学院(カレッジ)でした。

夜の愛し仔(スレイベガ)であること、ドラゴンの呪いと不死の呪いをその身に受けていること。

 

チセは魔術師にとって、格好の研究材料となっていたのです。

それに、学院がチセを研究することで他の夜の愛し仔の体質を持って生まれた子供の命を長引かせるヒントを知ることが出来るかもしれず、それに貢献したいと思ったチセはエリアスに相談。

 

エリアスは気が乗らないようでしたが、チセの気持ちを尊重します。

こうして、チセとエリアスは学院に行くようになったのです。

 

研究への協力の見返りとして、チセは特別聴講生として。

エリアスは魔法を教える教員として学院での生活を開始。

 

同世代のクラスメイトたちと楽しい学校生活を満喫します。

そんな中でチセは、フィロメラ・サージェントという少女を特に気に掛けるようになるのです。

 

禁書の犯人がフィロメラと判明

ある日、学院の図書館にある生徒は閲覧はおろか入ることさえ出来ない禁書の書棚から、1冊の禁書が盗まれていることが発覚。

 

更に、その禁書に書かれた魔術を使って何者かが生徒や教員を襲ってその魔力を吸い取る事件も連続して起こり、この緊急事態に学院長は学院を一時的に封鎖します。

 

しかし、封鎖している間も魔力を吸収され、体調を崩す生徒たちが続出。

それもどうやら、魔力の量が多い生徒ばかりが狙われている様子です。

 

やがてクリスマスがやって来て、いよいよ一連の事件の犯人が判明します。

それは、禁書の魔術と融合したフィロメラ自身でした。

 

彼女は祖母の言いつけで禁書の魔術を使い、多くの魔力を吸収して集めていたのです。

学院内で十分な魔力を吸収し終えたフィロメラは、クリスマスパーティーの会場にいる学院長に、実家に戻って儀式をするためにも学院の封鎖を解くように頼みます。

 

これ以上もっと被害を出さないためにも学院長はその要求を受け入れ、封鎖を解除。

そして、フィロメラは裏道を通って実家へと帰還するのでした。

 

サージェント邸で禁書の魔術が暴走

 

チセはフィロメラを助けたいと思いますが、学院長に強く止められます。

それでもどうしても彼女の為に行動したいチセ。

 

見かねたエリアスの提案により、チセが以前フィロメラと一緒にポプリを作ろうと約束していたことを魔法使いが重視する契約と見なし、それを守るためにフィロメラを救出に向かうことにします。

 

サージェント邸には、フィロメラの祖母でサージェント家の当主であるリズベスを守るべく、戦闘員が多く集まっていました。

 

しかし、チセたちが到着するのとほぼ同時にその場に女神モリガンの幻が出現。

チセはそのモリガンに正式な名を与えることでモリガンをこの世に現出させ、戦の女神でもある彼女の活躍により、戦闘員を全滅させることに成功します。

 

屋敷に踏み込んだチセたちは、フィロメラと再会。

しかし、チセと共に来ていたクラスメイトのルーシーが、かつて襲われ、奪われた実家の蜘蛛の標本を発見したことで、自分の一族の命を奪った犯人がサージェント家の手の者であったことを知ります。

 

激しい怒りをぶつけるルーシーの言葉を受け、錯乱するフィロメラ。

彼女と融合した禁書の魔術が暴走し始める中、チセは果敢に、その中へ飛び込んで行くのです。

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フィロメラの救出に成功

飛び込んだ先は真っ暗な廃校のような場所で、チセやフィロメラたちは、10歳くらいの子供の姿に変っていました。

 

そこでチセはフィロメラの手を取り、記憶の欠片集めを手伝います。

自分の記憶を集めるうちに、感情が戻って来るのを感じるフィロメラ。

 

そして、自分がずっとある一つの思いを抱いていたことに気付くのですが、それを言葉に出そうとした瞬間…一同は、唐突に外の世界へ放り出されてしまいます。

 

他の誰より一足早く目を覚ましたフィロメラは、自分がしなければならないことを思い出し屋敷の地下室に向かいます。

 

そこで祖母リズベスは、禁書の魔術で集めた魔力を使って異界の神格の霊体を召喚し、その存在にフィロメラの亡き両親を蘇生させる儀式を行おうとしていました。

 

しかし、リズベスが本当に蘇生させようとしていたのはフィロメラの父であり自身のたった一人の息子アダムのみ。

更に、その生け贄として、フィロメラを使おうとしていたのです。

 

その時、チセたちが現れてフィロメラはさっき言えなかった言葉を叫びます。

それは、彼女の心からのSOS。

 

チセたちはそれに応えてリズベスと対峙します。

まず、チセが魔法でリズベスが描いた円陣を破壊し、フィロメラの救出に成功。

 

事態の終結とクリスマス

しかし、異界の神格の霊体はもうすぐそこまで来ていて、遂にその異形の姿を現します。

ちょうどその時、モリガンが再度現れてチセたちに加勢。

 

彼女の助けもあって、何とか無事にその霊体を元の世界に戻すことに成功します。

ただでさえ老いた身体に強力な魔術と融合した代償は大きく、リズベスは死亡し、事態はとりあえず一件落着します。

 

チセとエリアスはフィロメラやルーシーたちを自分たちの家に連れて行き、そこで養生させ、クリスマスを共に祝うことに。

 

賑やかなクリスマスを満喫して楽しそうなチセたち。

しかし、彼女には心に引っかかっていることがありました。

 

それは、自分が名付けをしたことにより、戦の女神モリガンに実体を持たせ、サージェント家の戦闘員を皆始末してしまったこと。

 

チセはその事に関してエリアスやルツにも相談出来ず、家の庭の井戸で密かにかくまっているカルタフィルスに、その後味の悪いモヤモヤした気持ちを聞いてもらうのでした。

 

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【魔法使いの嫁】羽鳥チセの最終回ネタバレ考察や見どころ感想

第一部と第二部の共通テーマとチセの悩み

この魔法使いの嫁は、第一部(1巻から9巻)では、主人公チセの心の変化と成長がメインに描かれています。

 

10巻以降の第二部の学院編では、それまでチセが辿ってきた心の旅路を、フィロメラというチセと似通った境遇を持つ少女を描くことで、ある意味、同じテーマをなぞってきた感じがしています。

 

チセは結構頭が良く、自分がフィロメラのことが気になって仕方ないのは、彼女がかつての自分と同じようにうつむきがちで、自分の存在に自信を持てずにいたことが原因。

 

そんな彼女を救うことで自分自身をも救おうとしているのかもしれない、

という自身の心の分析も出来ているのです。(その冷静さは、読んでいて感心させられます。)

 

しかし、やはり第一部、第二部を通して、彼女は他者のために体が先に動いてしまうのは変わりなく、それが物語進行には欠かせない要素となっています。

 

彼女は、何とか無茶をせずに、様々な事態を解決する方法を学びたくて学院の研究に協力することを決めるのですが…。

サージェント家での一件ではそうするしかない状況だったとはいえ、多大な被害を出してしまったことに、これで本当に良かったのだろうかと悩み苦しんでいます。

 

大人であれば仕方ないと割り切れるけれど、16歳のチセはまだそう思うことは出来ないのでしょうね(>_<)

その辺はやはり、10代特有の潔癖さを感じます。

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今後はリンデルと敵対する展開に?

 

第一部、第二部と舞台や適役は変われど、同じようなテーマで描かれた魔法使いの嫁も、20巻からはどうやら違ったテイストで描かれる予感。

 

学院からサージェント邸に移動する際に、思いがけず、英国の地下深くに眠る赤い竜を目覚めさせ、それとチセが融合。

それによって一気に長距離移動が出来たのですが、そのことがその後、人間世界にまで影響を及ぼす事態になってしまう展開に発展します。

 

そんなことは意図していなかったとはいえ、チセがしでかしたことに間違いはない。

その責任のために彼女とエリアスは力を合わせて事態収拾に乗り出すのですが、そこにエリアスの兄弟子的存在であるリンデルが立ちはだかる、そんな一コマも描き込まれています。

 

リンデルは、現代の世に自分が合わないこと。

ドラゴンたちが減ってきたり、彼らが生む卵も時代を追うごとに小さくなって来ていることを嘆いていました。

 

もしかすると彼は、そんな現代世界をひっくり返すために、英国の地下に住まう赤き竜の力を利用しようと考えて行動するのではないでしょうか…?

完全な個人的な憶測ですが、今後の展開をそう予想しています。

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ヴァイオレットとジャスミンも敵対?

また、学院編で仲良くなったクラスメイトの中に、獣殺しを生業とする魔術師の大家の一つセント=ジョージ家の双子の兄妹のヴァイオレットジャスミンがいました。

 

第二部ではあまり活躍の場がなかったこの二人が、第三部の赤き竜の一件に深く絡んで来るような気がしています。

 

最悪の事態としては、ヴァイオレットはともかく、家を継ぐよう両親に懇願されている責任感の強いジャスミンが、チセとエリアスの敵役っぽい立ち位置になるのかもしれません。

 

そんなピンチをチセがエリアスとどう乗り越えて行くのかが楽しみです。

また、新たにフィロメラという友を得たチセが、彼女とどう歩んでいくのか?

他のクラスメイトたちとどう接していくのかという点についても、引き続き見守っていきたいです^^

 

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まとめ

以上、魔法使いの嫁の羽鳥チセのラスト結末の最後までをネタバレ考察でまとめてお伝えしました!

羽鳥チセに関してをまとめるとこちら▽

  • 主人公は日本人の少女で名前は羽鳥智世。
  • チセは他者には見えないものを見ることができる特異体質で、孤独な生活を送っていた。
  • チセは地下競売場でエリアスに買われ、彼の家で暮らすようになる。
  • チセとエリアスは教会からの依頼を遂行するために旅に出る。
  • チセはドラゴンの呪いを受け、命が危険にさらされるが、最終的にカルタフィルスとの戦いで救われる。
  • チセは学院に行き、魔術師としての研究に協力することになる。
  • チセはフィロメラを助けるために行動し、最終的にフィロメラを救出する。

 

 

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