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魔法使いの嫁フィロメラのラスト結末ネタバレ!最後は死亡する生き残る?

アニメ

登場人物達の過去など深いストーリーで話題の魔法使いの嫁

まほよめは切なさや悲しい描写もあり、つい感情移入して物語を追ってしまうんですよね…。

 

そんな中、フィロメラ・サージェントに関しても気になってきませんか??

今回の記事では、魔法使いの嫁のフィロメラのラスト結末の最後までをネタバレ考察でお伝えしていきます^^

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【魔法使いの嫁】フィロメラのラスト結末ネタバレ!目的と再会【まほよめ】

 

魔法使いの嫁での学院編に入り、チセと関わることになるフィロメラ・サージェント

フィロメラの結末までのストーリーをチェックしていきましょう!

 

初登場:10巻

 

フィロメラ・サージェントは、「魔法使いの嫁」の第二部学院編から登場するキャラクターです。

彼女が最初に出てくるのは、原作10巻になります。

 

魔術師の卵が通う学院に魔法使いながら特別聴講生として編入することになった主人公羽鳥チセ

フィロメラは、そんな彼女を最初に発見する生徒として登場します。

 

魔術師の世界には、七つの盾という七大名家があり、フィロメラのサージェント家は、その七家のうちの一つで医学の魔術に長けたリッケンバッカー家に仕える家柄です。

 

そのためフィロメラも、学院内では、主家のリッケンバッカー家の息女ヴェロニカと共に行動することが多いです。

しかし、同じようにヴェロニカと行動を共にしているアトウッド兄妹とは違い、フィロメラは感情をあまり表に出さず、自分を主張しようとはしません。

 

彼女は、常に物憂げな表情で、目も伏せがち。

そんな彼女の様子に、チセはかつての自分と似たものを見出します。

 

そして、フィロメラが校内で倒れたのを介抱したことがきっかけで二人は、少しずつ交流を重ねることになります。

フィロメラに友達が出来そうであるのを喜ぶヴェロニカ

 

しかし、フィロメラは、そんなヴェロニカの言葉にさえ、チセと友達になることは、ヴェロニカの命令なのかと問う始末。

フィロメラは、自分を常に抑圧し続けていたのです。

 

人工精霊アルキュオネと心を閉ざすフィロメラ

ある日、フィロメラは、実家のサージェント家に呼ばれます。

フィロメラには、両親は既に他界しておらず、また彼らの記憶は一切ありません。

 

唯一の血の繋がった身内といえば、父方の祖母であるサージェント家当主リズベスだけ。

しかし、彼女は唯一の血の繋がった孫であるフィロメラに冷たく当たります。

 

彼女を役立たずだの、無能だのと言い、勝手に発言しようものなら、その頬を叩くという有様。

そんな彼女が心開けるのは、彼女の父親が作った人工精霊のアルキュオネのみでした。

 

やがて、学院内の図書館の教師しか立ち入りが許されない書庫から、禁書が盗み出されるという事件が起ります。

更に、犯人はその禁書に書かれた魔術を使って、学院の生徒や教師を襲い、魔力をどんどん吸収しているようです。

 

事態を重く見た学院長は、しばらくの間、学院を外部から封鎖することにします。

 

その頃から、フィロメラは自室に籠もることが増え、チセはフィロメラを心配するのですが、フィロメラは心を閉ざすばかり。

遂には、ヴェロニカにさえも何も言えなくなります。

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禁書の魔術とフィロメラの真の目的

 

そして、迎えた学院のクリスマスパーティー当日。

遂に、盗まれた禁書を手に、生徒や教師たちから魔力を奪っていた犯人が姿を現します。

 

それは、禁書の魔術と混然一体となってしまったフィロメラでした。

彼女が言うには、魔力を沢山集めて、亡き両親を蘇らせるとのこと。

 

しかし、そのためには学院の封鎖を解いて、実家に帰らなければなりません。

そこで、フィロメラは学院長封鎖を解くように迫ります。

 

これ以上の被害を出さないためにも、学院長はその要求を飲み、封鎖を解きます。

そうして、醜い姿となったフィロメラはサージェント家に帰って行くのでした。

 

禁書の暴発とフィロメラとの再会

禁書を使って生徒や教師たちから多くの魔力を奪い、死者の蘇生をするという案を考え出し、そのために事件の黒幕としてフィロメラを操っていたのは、リズベスでした。

 

彼女は、帰って来たフィロメラにねぎらいの言葉をかけ、死者蘇生のための儀式の準備のため、屋敷の地下室へと降りて行きます。

その時、フィロメラを救うべくサージェント邸に現れたチセとエリアス

 

チセは、そこに偶然現れた冬と戦を司る女神モリガンの幻に、名を付け、この世に一時的にその姿を現出させ、サージェント邸に待機していた戦闘員をことごとく、返り討ちにします。

 

そして、共にやって来たルーシーアイザックと邸内に侵入し、フィロメラと再会。

しかし、その部屋の壁には、ルーシーの家でかつて飼われていた蜘蛛たちが標本にされて飾られていました。

 

ルーシーは、数年前、自分の家を襲い、自分以外の一族を皆殺しにした犯人がサージェント家の者だと察し、怒りと憎しみをフィロメラにぶつけます。

 

フィロメラも、直接手を汚してはいないものの、その場に居合わせていたので、ルーシーがその時の生き残りであると知っていました。

 

しかし、彼女はそれを知っていながら、どうして良いのか分からなかったし、そもそも彼女は、その件に関して何かすることを許されていなかったのです。

 

そのため、ルーシーに怒りをぶつけられて、錯乱してしまうフィロメラ。

彼女の中の禁書の魔力が暴発し、ルーシーたちを襲います。

 

それに対し、チセは真っ向からその中に飛び込むことを選択するのです。

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【魔法使いの嫁】フィロメラのラスト結末ネタバレ!最後は死亡する?生き残る?【まほよめ】

リズベスとフィロメラの願望

禁書の吸い上げた魔力の中の世界で、フィロメラやチセたちは、子供の姿に変わっていました。

チセは、そんなフィロメラと共に、少しずつ自分たちを構成する記憶や感情を探して取り戻す作業を行います。

 

そうしていくうちに、やがてフィロメラは、自分の中に以前からあった、一つの願望に気付くのです。

しかし、彼女がそれを言葉にして伝えようとしたとき、唐突に皆は、外の世界に放り出されます。

 

衝撃でフィロメラ以外は気を失っている中、彼女は祖母が待つ地下室に行かなければならないことを思い出しました。

しかし、フィロメラが地下室につくと、リズベスは彼女を生け贄として、神格の霊体を呼び出し、自らの息子アダムのみを蘇生させようとします。

 

両親二人を蘇生させると言いながら、それはリズベスがフィロメラを操るためについた嘘であると知り、悲嘆にくれるフィロメラ。

その時、地下室にチセたちが現れ、フィロメラは先程言えなかった願望を声にして、伝えるのです。

 

アルキュオネと両親の記憶

フィロメラの言葉を受け、チセはリズベスと対峙。

リズベスが、禁書の魔術と一体化し襲いかかります。

 

その手がフィロメラに届きそうになった時、アルキュオネが出現。

フィロメラの代わりに、アルキュオネが攻撃を受けることになります。

 

しかし、これがアルキュオネを作ったアダムの魔術を発動させることに…。

彼は、生前、母親であるリズベスが、万が一、フィロメラを襲うようなことがあれば、このように自分の幻を出現させ、その報復をすべく、アルキュオネに魔術を仕込んでおいたのです。

 

無事、自らの使命を全うしたアルキュオネは、フィロメラに、アルキュオネが覚えている限りの両親の記憶を渡して消えていきます。

 

神格の霊体VSチセと決着

 

こうして、リズベスとアダム、リズベスが召喚した神格の霊体とチセたちは対峙します。

そこにまたも戦の匂いを嗅ぎつけた女神モリガンも現れ、戦闘開始。

 

モリガンから受けた助言により、チセは、神格の霊体を呼び出したのが魔術師であるリズベスならば、それを返すのもまた魔術師の役目だと気付きます。

 

そこで、リズベスから禁書のみを切り離し、それを手に、フィロメラが呪文を唱えます。

チセやルーシー、アイザックたちも魔力を提供し、それをサポート。

 

最後は異界の別の神が、夜の愛し仔(スレイベガ)であるチセの持つ膨大な魔力を欲して現れ、リズベスが召喚した神格の霊体諸共、元居た異界へと連れ去ってくれて、無事に事件は片付きます。

 

ここで、ルーシーとアイザックが倒れ、気絶。

まだ息のある祖母リズベスに対して、何故、ルーシーの一族を殺したのか理由を尋ねるフィロメラでしたが、リズベスは何も答えず、自らがかつて記憶を操作して使役した人狼によって、あっけなく命を奪われます。

 

その直後、小さな人狼が現れ、フィロメラが落とした禁書を盗んで逃亡。

結局、ルーシー一族の一件のことも分からず終い、禁書も盗まれて行方知れずになってしまいますが、とりあえず、事件はこれにて一件落着。

 

その後、フィロメラたちはしばらく、チセとエリアスが住む家で治療を受け、学院が冬休みの間、そこでしばしの平和な時を過ごすのでした。

 

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【魔法使いの嫁】フィロメラのその後がどうなるかネタバレ考察【まほよめ】

チセと似た部分を持つフィロメラ

学院編になると、主人公チセと同じ年頃のキャラクターが一気に登場するので、最初は一体誰にフォーカスを当てれば良いのか分かりませんでした。

そんな中で、チセが気に懸けたのが、フィロメラ・サージェント

 

何故、チセがそこまでフィロメラを気にするのか、初めはチセ自身も分からず、読者であるこちらも?マーク状態。

ですが、巻が進み、フィロメラの置かれた状況が徐々に分かってくると、彼女はこの漫画の第二部から登場する脇役でありながら、実は第一部のチセと同じような存在であることが分かってくるのです。

 

リズベスの手の者に追われ、アダムは自ら命を絶つ。

フィロメラの母イリスは、アルキュオネに娘を託した後、刺客に襲われ命を奪われます。

 

アダムとフィロメラを生かしてサージェント家に連れて来る、それがリズベスの狙いだった。

しかし最愛の息子アダムを思いがけず失い、初めて孫娘フィロメラと会ったリズベスは、フィロメラの格好から、彼女が両親に大事に育てられていたことを知ります。

 

ですが、それはリズベスが知らないものでした。

リズベスは、フィロメラから両親の記憶を奪い取り、そのため、フィロメラは両親の顔を思い出すことも出来なくなってしまっていたのです。

 

この記憶の喪失という点でも、第一部のチセと似た部分があります。

第一部では、主人公のチセが長年に渡って自分を苦しめていた母親から与えられた苦しみの記憶に決着を付ける形で、彼女の自立が描かれます。

 

そして、第二部では、その対象がフィロメラとなるのです。

そういう点では、第一部と第二部は、話の構成が似ている気がしますし、それがこの作品のテーマの一つであるような気もしてくるのです。

 

フィロメラのその後の展開

自分の意思を持って、まだ慣れないながらも歩き始めたフィロメラ。

次巻から物語は、新編に突入し、そこにフィロメラの出番がどれほどあるかはまだ分かりません。

 

ですが、彼女自身がこれから辿る人生の旅路は、おそらく消えたアルキュオネをもう一度作り直すべく、魔術の勉強に本格的に取り組み始めるのではないかと思います。

 

彼女が禁書を用いて、学院に起こした事件の影響は大きかったけれども、それは彼女が祖母に操られていたことですし、彼女が事件に関わっていることを知っている生徒はごく僅かですので、フィロメラは今後も学院で学び続けることが許されると思います。

 

今回の一件で、ルーシーやアイザック、ゾーイやリアンとも以前より親しく関わることが出来るようになったため、これからはヴェロニカの腰巾着のように振る舞う必要もなくなるでしょう。

サージェント家は、フィロメラが継ぐことになりそうですが、フィロメラはそれを拒否すると思います。

 

そして、主家であるリッケンバッカー家の配下からも抜ける可能性が高いです。

もちろんリッケンバッカー家の者の多くはそれを阻もうとするでしょうが、ヴェロニカがそれを許す形で、フィロメラは独立することが出来るのではないかと考察しています。

 

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まとめ

以上、魔法使いの嫁のフィロメラ・サージェントのラスト結末の最後までをネタバレ考察でまとめてお伝えしました!

 

フィロメラ・サージェントは、まほよめの学院編においての最重要人物。

チセもフィロメラとの出会いによって今後の交友関係に変化をもたらしそうですよね^^

 

 

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