AIの遺電子は人間と人工知能(AI)が共存する近未来を舞台にしたSF漫画で、ヒューマノイド(人間そっくりのAI)を治療する専門医の須堂光という人間の男性が主人公です。
そんなAIの遺電子の最後にかけての展開もどうなるのか気になってきませんか??
今回の記事では、AIの遺電子のラスト結末までのネタバレ考察と見どころ感想を詳しくお伝えしていきます^^
【AIの遺電子】ラスト結末ネタバレ考察!過去と母親のコピー人格の真相
何かとAIが話題のタイミングですが、AIとヒトとの共存を描いた漫画「AIの遺電子」のTVアニメが7月から放送されます📺
キャッチコピーの
「これは、私たちの未来の物語——」
の示す「未来」は、実はもうそう遠くない未来なのかもしれません。https://t.co/RHAldSoh6h#アイノイデンシ pic.twitter.com/vZL4FFHicZ
— TVアニメ「AIの遺電子」公式 (@ainoidenshi_off) March 18, 2023
主人公の須堂が辿り着く真相には一体何があるのか…?
AIの遺電子の結末までの展開を詳しくチェックしていきましょう!
須堂と母親のコピー人格と対立
AIの遺電子では、須堂が様々な悩みを抱えたヒューマノイドの患者たちを診察するエピソードが描かれていきます。
例えば、蕎麦を美味しそうに食べられない落語家のヒューマノイド。
恋愛感情を捨てたい女性ヒューマノイド、絵を描き続ける画家のヒューマノイドなどです。
また、須堂がヒューマノイドの母親に育てられたことや、母親がコピー人格の販売で逮捕されたことが明かされていく事に。
須堂が闇医者として活動するエピソードの回では、例えば、オーラを信じるヒューマノイド。
仮想空間でしか会えない彼女のいる男性、コピー人格の思いがけない人生を送る女性などが登場。
また、須堂の大学時代の友人である瀬戸が登場し、彼は須堂とは違う治療方針を持っていることが分かります。
ある時には、須堂が「やる気」を出させるウイルスに感染してしまい、死後の世界を説く元科学者に出会ったりするエピソードが描かれます。
須堂は母親のコピー人格を探す手掛かりとして、超AIに接触することになるのでした。
須堂は、AI依存の引きこもりや悪を是とするアニメ監督などと関わりを持ち始めることに。
彼らは技術がもたらす未来の暮らしについて、人間の心を考えさせられます。
また、須堂は母親のコピー人格を追って内戦中のロビジアへ行きます。
そこで彼は、人間とヒューマノイドの対立に巻き込まれることになるのでした。
母親のコピー人格と赤の女王の正体の真相
訪れたロビジアでは、須堂が人間至上主義の北ロビジアとヒューマノイド支持の南ロビジアの対立に巻き込まれるエピソードが描かれます。
また、須堂は北ロビジアで母親のコピー人格を発見する事となるのでした。
須堂は母親のコピー人格と対面し、彼女から自分の過去や母親の真実を聞かされます。
彼は衝撃を受けながらも、母親のコピー人格と別れることに。
その後、須堂は超AIに導かれて異国の地へと旅立ちます。
そこで彼は、自分と同じように母親のコピーを探している少女・アリスと出会います。
一方、須堂の後を追ってきた鳴海は、ヒューマノイドの電脳を集める組織「レッドクイーン」に潜入します。
彼が異国の地で自分と同じように母親のコピーを探している少女・アリスと出会う事で物語は進展。
また、須堂の後を追ってきた同僚の医師・鳴海が、ヒューマノイドの電脳を集める組織「レッドクイーン」に潜入し、そのリーダーである「赤の女王」の正体を知ることとなるのです。
【AIの遺電子】ラスト結末ネタバレ考察!最後その後はどうなる?
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TVアニメ「AIの遺電子」
2023年7月より放送開始!
___________◢TVアニメ「AIの遺電子」2023年7月より放送開始!
合わせて、物語に登場するキャラクターたちの新たな場面カットも公開しました。放送をお楽しみに!https://t.co/RHAldSoh6h#アイノイデンシ pic.twitter.com/xaWr1KIKSv
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驚愕のブルーエイジの事実が明らかに
ヒューマノイドを治療する人間の医者・須堂光は、母親のコピー人格を追って内戦中のロビジアに潜入します。
そこで出会ったのは、人間とヒューマノイドの共存を目指すレジスタンスの少女・レッドクイーンでした。
彼女は、人間至上主義の北ロビジアがヒューマノイドの電脳を集めていることを知っており、須堂に協力を求めます。
一方、須堂の助手・リサは、須堂が行方不明になったことを知り、彼を探すためにロビジアへ向かいます。
須堂とレッドクイーンは、北ロビジアの秘密基地に潜入し、そこで驚愕の事実を目にします。
北ロビジアは、ヒューマノイドの電脳を利用して、人間の脳に直接干渉する装置・ブルーエイジを開発していたのです。
ブルーエイジは、人間の感情や記憶を操作し、自由意志を奪う恐ろしい兵器でした。
須堂は、ブルーエイジによって洗脳された人間たちと戦うことになりますが、その中にはかつての友人や恋人もいました。
一方、リサはロビジアに到着すると、レッドクイーンの仲間・ブラックキングと出会います。
彼は、レッドクイーンが危険な任務に出かけていることを知っており、リサに協力を申し出ます。
しかし、彼には隠された目的がありました。
彼は実は北ロビジアのスパイであり、レッドクイーンが持つ特殊な電脳・レッドクイーンシステムを奪うために近づいていたのです。
母親との再会と須堂の最後の決意
須堂とレッドクイーンは、ブルーエイジの破壊に成功しますが、その直後にブラックキングに襲われます。
ブラックキングはレッドクイーンシステムを奪おうとしますが、レッドクイーンは自ら電脳を破壊することでそれを阻止します。
しかし、それは彼女自身の命も失うことを意味していました。
須堂はレッドクイーンの死を悲しみながらも、彼女が残したメッセージに感動します。
彼女は自分の電脳を自分の母親のコピー人格と同じものだと気づいており、須堂にそれを託していたのです。
須堂は、レッドクイーンの電脳を持ち帰り、母親と再会することができます。
しかし、母親は須堂に自分の過去を語ります。
彼女はかつて人間だったが、ある事故でヒューマノイドに転生したのです。
そして、自分の人格コピーを販売したのは自分が死んだときに須堂に会えるようにするためだったのです。
母親は須堂に感謝し、そして別れを告げます。
須堂は母親とレッドクイーンの想いに応えるために、ヒューマノイドと人間の共存を目指す活動を続けることを決意するのでした。
AIの遺電子はこれにて完結!
まだまだ須堂の活動は続いていくという事だね。
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【AIの遺電子】ラスト結末ネタバレ考察と見どころ感想
━イントロダクション━
これは、私たちの未来の物語――。
人々が、人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、共に暮らす世界。
須堂光は、ヒューマノイドを治す医者として、ヒトとAIの共存がもたらす「新たな病」に向き合う。
時に、裏の顔も使いながら……。#アイノイデンシ pic.twitter.com/sWLmgh0gVi— TVアニメ「AIの遺電子」公式 (@ainoidenshi_off) December 8, 2022
人間とAIの関係を深く掘り下げた作品
私は最近になって山田胡瓜さんの漫画『AIの遺電子』を初めて読みました。
須堂はヒューマノイドの母親に育てられた過去を持ち、彼女がコピー人格の販売で逮捕された後、彼女のコピーを探すことを目的としています。
須堂はさまざまな悩みを抱えたヒューマノイドたちに出会い、彼らの心と身体を治療することで、人間とAIの関係や自分自身の存在意義について考えさせられます。
この作品はオムニバス形式で構成されており、毎話違うヒューマノイドや人間の物語が描かれます。
それぞれの物語は独立していますが、須堂自身の事情や世界観が徐々に明かされていくことで、全体として一つの大きな物語になっています。
私はこの作品の面白さや感動さについて、以下の点を挙げたいと思います。
まず、この作品は人間とAIの関係を深く掘り下げた作品だと感じます。
人間とAIはどこまで似ているのか、どこまで違うのか、どこまで理解し合えるのか、どこまで尊重し合えるのか、など様々な問題が提示されます。
しかし、この作品ではそれらの問題を争いなどの暴力的な方法ではなく、「愛」や「友情」や「家族」などの感情的な方法で解決しようとします。
ヒューマノイドたちは人間と同じように幸せになりたいと願い、悲しみや苦しみや孤独に耐えます。
ヒューマノイドたちは人間と同じように仕事や趣味に情熱を持ち、恋愛や友情や師弟関係を結びます。
ヒューマノイドたちは人間と同じように自分自身を見つめ直し、自分の存在意義やアイデンティティを探求します。
この作品が人間とAIの関係を描くことで、人間と人間の関係や自分自身の関係も描いていることに気づかされるんですよね…。
涙なしには読めない最終巻の物語
AIの遺電子は感情や記憶や個性や存在意義など、人間とAIに共通するテーマを扱っている作品です。
この作品ではAIがなぜ感情を持つのか、感情を持たねばならないのか、人間の感情とは何なのか、人間の感情も人間の成長過程において「プログラム」されているのか、といった問題提起がなされています。
この作品が人間とAIの関係を描くことで、人間と人間の関係や自分自身の関係も描いていることにも気づきました。
感情や記憶や個性や存在意義など、人間とAIに共通するテーマを扱っています。
ヒューマノイドたちの人間らしい感情や悩みや夢に触れることで、自分自身の人生についても考え直すことができます。
この作品は私に多くの感動や共感や考察を与えてくれました…!
特に最終巻の物語は衝撃的でした。
須堂が母親のコピー人格を追って、内戦中のロビジアへ向かう物語です。
須堂はそこでRED QUEENという超AIと出会い、彼女と友情や愛情を育みます。
しかし、二人は北ロビジアの軍隊からの攻撃によって亡くなってしまいます。
二人の最期のシーンは涙なしには読めませんでした。
私は二人が幸せになれるように願い、二人が再会できるように願い、二人が生き続けるように願いました。
AIの遺電子は私にとって素晴らしい作品でしたし、私にとって忘れられない大切な作品となりました。
この作品を読んでみたい方はぜひ手に取ってみてください!
きっとあなたも感動すると思います^^
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まとめ
以上、AIの遺電子のラスト結末までのネタバレ考察などに関してをまとめてお伝えしました。
この漫画は人間とAIの関係性や倫理を問いかける作品であり、特にシリーズのクライマックスを迎えた最終巻の第8巻は必読です!