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ゴールデンカムイ尾形のラスト結末ネタバレ!最後は死亡した生きてる?

アニメ

熱い展開の数々に心が揺さぶられると話題のゴールデンカムイ

金カムは原作が完結してからもファンの間での考察などは絶えないんですよね…!

 

そんな尾形の最終回やその後・死亡したのかなどに関しても気になってきませんか??

今回の記事では、ゴールデンカムイの尾形百之助のラスト結末の最後までをネタバレ考察でお伝えしていきます^^

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【ゴールデンカムイ】尾形百之助のラスト結末ネタバレ考察!過去と家族との真相【金カム】

 

金カムの尾形百之助は一体どんな結末を迎える事となるのか…?

最終回までの展開を詳しくチェックしていきましょう!

 

尾形百之助の家族との衝撃の過去

尾形百之助は、帝国陸軍北海道第七師団・歩兵第27聯隊所属の上等兵です。

劇中では射撃の名手としてその腕前を何度も披露しています。

 

例えば、戦時中は203高地で旗手を務めた腹違いの弟・花沢勇作の後頭部を撃ったり、屋根の上から地上に居るアシリパの父・ウイルクの頭を貫通するような射撃をしたりと、彼の一発が状況を変えることは少なくありません。

 

また、鶴見中尉の指示で実の父・花沢幸次郎を自ら命を絶ったと装って始末したり、芸者だった母・尾形トメを薬を使って始末したりと、冷酷な性格であることも伺い知れます。

 

また、鶴見中尉の命令で、幼少期の鯉登少尉の誘拐にも参加しています。

これは鯉登一家を鶴見中尉の信奉者にするための自作自演の行為でしたが、尾形百之助は淡々と役割を全うしていました。

 

しかし、その一方で出来のいい弟が亡くなれば、父は少しでも自分のことを思ってくれるだろうかと考えを巡らせたり、自分をおばあちゃん子だと言ってみたり、食料になる獲物を狩猟した際は得意気だったりと、どこか寂しさが漂う青年です。

 

それでいて、金塊争奪戦においては所属する陣営を転々とし、鶴見中尉の元を去った後も、杉元佐一一派土方歳三一派とも行動を共にしていました。

何がしたいのかわからない、底が知れない要因として、劇中でも不気味な存在感があります。

 

弟・花沢勇作の幻影を見る理由と本心

 

また、彼の母は芸者であり、実の父・花沢幸次郎は花沢勇作が生まれるなり尾形トメ・百之助親子を見放しました。

 

芸者の子どもであるという意味で、尾形百之助は山猫と陰口を言われる場面もあり、人に愛されない星の元に生まれてきてしまった不幸な男とも言えます。

 

こうした環境が、彼の「人に愛されたい」という歪んだ気持ちや、周囲の人間からは意味のわからない行動に繋がっており、キャラクターとしての味わい深さを醸し出しています。

 

尾形百之助が最も囚われているのは、自分で手をかけた弟・花沢勇作の幻影でした。

見た目はまるで自分に似ておらず、品行方正・眉目秀麗という大勢の人に愛される弟。

 

軍隊での階級も上である彼に、尾形百之助は「兄様」と呼ばれ懐かれていました。

そんな彼を、誰の指示でもなく自らの意思で始末した尾形百之助は、その後も花沢勇作の幻影を見ます。

 

熱にうなされた際には、自ら手をかけた弟が自分を労うような言葉をかけてくる幻影まで見る始末です。

そして、尾形百之助が最後に自ら命を絶つ際は、花沢勇作がそれを手伝うように現れ、兄の全てを肯定するような発言までしています。

 

尾形百之助が愛を求め、花沢勇作だけに愛されていたと自覚していることがよくわかる描写でした。

しかし、尾形百之助の幻影の花沢勇作は目元が隠れ、顔全体が見えません。

 

生前の花沢勇作に愛される安心感を覚えながらも、どこか正面を切って弟に向き合えずに居た心境が、そうした後ろめたい幻影に反映されているのです。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形百之助のラスト結末ネタバレ考察!最後は死亡してない生きてる?【金カム】

尾形がアシリパに執着する目的と死亡理由

だれよりも孤独であり、人との距離を取り続けた尾形百之助ですが、花沢勇作についての様子だけでも愛に飢える男だったことは想像に容易いです。

 

また、花沢勇作を偶像化していたのか、彼に近い高潔さを持つアシリパにも執着に近い感情を抱いていた描写が見られます。

 

劇中、杉元佐一とアシリパが別行動をしていた頃には、アシリパのそばで彼女を導くような言動をする一方、自分では杉元佐一の代わりにはなれないのかと嘆くこともありました。

 

また、自分を始末させるようにアシリパを焚き付け、実際に彼女が放った矢で尾形百之助は片目を失っています。

 

あまりに過激な方法ですが、アシリパの負の感情を呼び起こさせ、自分を始末させることで彼女を汚そうとする様子には、どこか花沢勇作を撃って始末した際の尾形百之助の心境に似たものが滲んでいます。

 

最終的に、尾形百之助はアシリパを汚すことは出来ませんでしたが、尾形百之助が「高潔さ」にコンプレックスと憧れを抱いていたことは、アシリパとのやり取りで明確でしょう。

 

ヴァシリの山猫の絵と尾形の最後

 

尾形百之助に対して、同じスナイパーとして敵対しながらもどこか優しい眼差しを向けていたのはロシア人兵士のヴァシリ・パヴリチェンコです。

 

冷酷なスナイパーであるヴァシリ・パヴリチェンコは、尾形百之助の腕前を高く買い恐れても居ました。

そして、尾形百之助とのリベンジのために杉元佐一の一派に加わります。

 

最終的に、絵の才能があるヴァシリ・パヴリチェンコは尾形百之助を思わせる山猫の絵を残しています。

尾形はアシリパからの毒矢を受けた後、その毒が回りきる前に自らの手で命を絶ちました。

 

芸者の子どもであったがゆえに愛されなかった男、山猫と言われた男である尾形百之助ですが、ヴァシリ・パヴリチェンコが描いた山猫はどこか穏やかな表情で眠りについています。

 

ヴァシリ・パヴリチェンコから見た尾形百之助は、軍隊の面々や金塊争奪戦で尾形百之助と行動を共にした人々の印象以上に、孤独ながらも優しさを内包した男に見えていたのかもしれません。

 

ゴールデンカムイ尾形百之助の物語はこれで完結。

最後の最後は自分で終わりを迎えることを選択したという終わり方が壮絶でした…。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形百之助のその後ネタバレ考察や見どころ感想【金カム】

 

尾形百之助は一筋縄ではいかないキャラクターです。

最初に興味深いと思ったのは、花沢勇作との関係性でした。

 

それを劇中で最初に語ったシーンが、父親である花沢幸次郎を手にかけた場面というのもとても強烈でした。

花沢幸次郎とそっくりな顔付きにもかかわらず、尾形百之助はまるで父親に愛されていないという描写が心苦しく、同時に彼の人間性の歪みを目の当たりにした名場面でした。

 

また、弟の花沢勇作が彼とは正反対のまっすぐな善性を持っていたのも、尾形百之助という人間像の仄暗さを引き立てていました。

ここで尾形百之助が、単に花沢勇作を嫌悪していたのならまだよかったのかもしれません。

 

しかし、人に愛されてこなかった尾形百之助が、花沢勇作の真っ直ぐな親愛を受けて絆されてしまったのが、尾形百之助にとって一番の不幸であり幸福だったのだと言えるでしょう。

 

親愛を受けても返せない、しかしそれを何より渇望している。

そんな両極端は心情が、尾形百之助というキャラクターの面白みです。

 

また、そうしたシリアスなキャラクターでありながら、劇中では猫のような動きをしたり香りのきつい食べ物を口にした後で変顔をしたりと、コミカルな様子が見られるのも良いバランスのキャラクターでした^^

 

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まとめ

以上、ゴールデンカムイの尾形百之助のラスト結末の最後までをネタバレ考察でまとめてお伝えしました!

尾形は金カムの登場人物の中でも人気の高い人物。

 

最後の結末には衝撃を受けましたが、アシリパの直接的な原因ではなく、自分の手で死亡する形が尾形にとっての選んだ救いだったのかもしれませんね…。

 

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