今回は、古味直志さん作「ニセコイ」25巻【最終巻】のネタバレと感想をお伝えします^^
やっぱりネタバレは読みたくない!という方は、以下で無料で読む方法をご紹介しています。
「ニセコイ」25巻【最終巻】のネタバレ
ニセコイ25巻買ってきました!!!
なんだか今までのより厚い?気がしますね…
これで本当に終わりなんだよな(´; ω ;`)
ニセコイ好きの待ち望んだ25巻…
読んできます!! pic.twitter.com/Tkn8iQtuxX— あるてん (@aruten0607) 2016年10月8日
まず、簡単なあらすじはこちら!
ある日親の都合で偽物の恋人を演じることになってしまった楽と千棘。
楽には別に好きな人がいて、その人のことを思いながらも偽物の恋人をずっと続けていきます。
そんな中、楽はある錠をずっと大事に持っていました。
それに合う鍵を持っている女の子とある約束を交わしていて、その女の子を探し続けていました。
そして、楽と約束をしたと言う、鍵を持った女の子が4人も現れます。
楽と千棘の偽物の恋から始まった様々な恋の物語が詰まった作品です。
楽たちはいなくなった千棘を探しに、昔みんながひとときの夏を一緒にすごした場所へと向かいます。
そこからは楽と小咲、るりと集の2手に別れて探すことになりました。
楽と小咲が少し歩くといつも千棘のそばにいるクロードという人が行く手を阻みます。
小咲を先に行かせ、楽は1人で残りました。
クロードはどうしても千棘と楽を会わせたくなく、ここで食い止めようとしていました。
すると、つぐみが現れて代わりにクロードの相手をすると言い、楽は先を急ぎました。
つぐみはいつもクロードから戦い方を教わっているため、到底クロードにはかないません。
しかしつぐみも負けません。
つぐみはどうしても楽と千棘を会わせるべきだと言いました。
そして最後にクロードに銃を向けられたとき、つぐみはクロードに教わっていない鎖を使いました。
人は変わっていくものだと、見えているものだけが全てではないとクロードに教え、クロードは負けを認めました。
その頃、るりと集も2人で千棘を探していました。
すると突然、るりは集がずっと好きだった先生のことを口にしました。
集はまだやはり先生が好きだと言いました。
そんな集にるりは好きな人がいると告げ、その相手が集だということも伝えました。
意表を突かれた集の顔を見て満足そうなるりの顔はとても女の子らしいものでした。
小咲も1人で必死に探していました。
すると目の前に大きな建物が現れます。
そこはかつてみんなで遊んでいた家でした。
小咲はそこから少しずつ昔のことを思い出していきました。
そしてお別れの時に楽と小咲は2人で石に名を刻み、千棘から本物の鍵を受け取ったこと。
小咲は全て思い出しました。
そしてまた今も、10年前と同じように千棘が小咲に楽のことを譲ろうとしていることも悟りました。
小咲は急いでその家をあとにし、千棘の元へと急ぎました。
楽はその頃、アメリカにいるはずの万里花と会っていました。
万里花は10年前のことを全て覚えていました。
しかし、それを1度も話しませんでした。
万里花は自分の鍵を使って錠を開けようとしましたが、開きません。
万里花は自分が約束の女の子ではないことも知っていて、全てを隠していました。
そしてまたいつものように告白をします。
楽はその告白を断りました。
しかし、友達でよかったと、最後は笑いました。
それを聞いた万里花は千棘の居場所を楽に教え、その場を去りました。
その場を去った万里花が次に向かった場所は千棘のところでした。
千棘は丘の上にあった石に楽と小咲の名前が刻まれているのを見てしまいました。
自分が約束の女の子ではないことを知ってしまった千棘はその場を立ち去ろうとしていました。
そんなところに万里花が来ました。
逃げようとして弱々しくなっている千棘を万里花は軽蔑します。
逃げて全てなかったことになってもいいのかと千棘に問うと、千棘は走って丘の上に戻っていきました。
丘の近くまで来て楽と小咲がやっと合流しました。
小咲はその日1日、楽の顔つきが少し違うことに気づいていました。
そしてようやくその理由がわかり、小咲は最後のチャンスだと悟り、楽に告白をします。
告白を聞いた楽は思わず泣きだしました。
それを見た小咲も泣きだします。
でも、今は楽の好きな人は小咲ではありませんでした。
小咲は最後に楽を見送り、その場に立ち尽くしました。
後から来たるりと集が小咲に声をかけます。
小咲の顔を見て全てを悟ったるりが強く小咲を抱きしめました。
丘の上には千棘がいました。
楽は後ろを向いたままの千棘に声をかけます。
千棘は楽の約束の相手は小咲だから早くそっちに行くように促します。
しかし楽は動きません。
楽はゆっくりと話を始めました。
出会い方は最悪で、いつも暴力と悪口ばかり。
いつも幸せという訳ではなく、嫌なことが多かった。
しかし、楽はそれでも千棘ともう一度腹から笑いたいと思っていました。
千棘とならもっと色んなことが出来ると思っていました。
それだけ千棘のことが好きになっていることを伝えました。
千棘は自分のことを悪く言います。
洗濯も掃除も何も出来ないし、よく食べると言って俯いています。
そして最後に、私たちは「ニセモノ」だったと。
それでも楽はいいと言いました。
それを聞いた千棘は泣きだし、楽に飛びつきました。
そのまま何度も何度も好きだと告げました。
楽と千棘は丘から降りてみんなの所に行きました。
これでやっとみんなで帰れることになりました。
しかし千棘は将来やりたいことを見つけたため、再び外国に旅立つことを決めました。
つぐみもそれについて行き、そのまま何年もの月日が流れました。
もうみんな大人になりました。
今日はいよいよ楽と千棘の結婚式の日になりました。
それぞれの道に進んだみんなが集まれる日です。
楽は家業を継ぎ、2代目をしながら役所に務めることになりました。
千棘は世界的に有名なデザイナーになりつぐみはそのモデルをしています。
小咲はパティシエになり、2人のウエディングケーキを作っています。
集とるりは一緒に暮らしながら結婚の費用を貯めています。
小咲の妹は和菓子屋を継ぎました。
集の好きだった先生もすっかりお母さんになっていました。
万里花はたくさんの人とお見合いをし、いい人をみつけようとしています。
楽と千棘は結婚式前に久しぶりに会いました。
その場所はあの丘の上です。
千棘の仕事も忙しく、楽も試験などで手一杯で、なかなか会えなかったことでまた小言を言い合っています。
ですがそんなことですら笑って過ごせる2人でした。
2人は結婚することを再び誓います。
すると千棘がキスをするようにと促します。
照れながらも2人はそこでキスをして・・・
\ニセコイのアニメを最終回まで見るには?/
「ニセコイ」25巻【最終巻】を読んだ感想
ニセコイ全巻読み終わりました😄
最後の25巻とかもうずっと泣きっぱなしで今めっちゃ鼻詰まってる😭😭😭 pic.twitter.com/imrxuWxoau— しょう@バンドリーマー (@sho0923117) 2018年10月1日
最後の最後でみんなの様々な恋物語がありました。
それぞれが告白をして、振られて悲しかったり、告白を受けてもらえたり、色々なことがありました。
しかしみんなに対して一つ言えることがある、恋に対してみんな最後まで誠実に向き合っていたと思いました。
だからこそ、この漫画は告白のシーンで沢山泣けました。。
それだけ心に響く言葉ばかりでした。
つぐみが千棘を信じてクロードに立ち向かったところもすごく感動しました。
人はどんどん変わっていくこと、見えているものが全てではないこと、そして何よりも、見守るという守り方があることをクロードに教えていました。
つぐみはクロードの知らぬうちに鎖を使えるようになっており、それを使ってクロードを倒したことが全てを物語っていたと思いました。
また、今まででずっと約束の女の子のことが謎でしたが、最後の25巻で全て解決するところを見るのがとても嬉しかったです。
それぞれの思いを全て見ることが出来ました。
そして最後に楽が選んだ答えも、楽らしくてとてもいい答えだと思いました。
楽はいつも優しくて誠実で、絶対に何かを投げ出したりしません。
そんな楽のいいところも全て詰まっていたと感じました。
最後に楽と小咲が本当はずっと両思いだったこともお互いが知れたのはよかったと思いました。
やはりこのまま知らないままよりも、たとえ悲しむ結果になったとしても知れた方がいいこともあるんだろうと感じました。
みんな大人になってからそれぞれの道に進み、そして結婚式でまたみんなで集まれるところまで正直見たかったですし、千棘のウエディングドレスとかも見たかったです。
それくらいとてもいいお話でした。
最後まで期待を裏切らないとても面白い作品でした!
▽「ニセコイ」25巻【最終巻】を無料で読む方法▽
「ニセコイ」25巻【最終巻】の見どころ
明日10月4日「ニセコイ」コミックス25巻発売です!最終回、その後を描くおまけマンガ、古味先生のあとがきが収録された完結巻です。是非お買い求め下さい!
10月20日発売「ジャンプGIGA vol.4」掲載の古味先生の新作も要チェック! pic.twitter.com/fDxBYKqAcW— 『ニセコイ』公式アカウント (@nisekoi_k) 2016年10月3日
最後の千棘と楽の告白のシーンが1番見どころだと思います!
千棘のところにたどり着くまで、楽は他の女の子に告白をされ、それを全て逃げずに向き合ってきました。
そうやって全てを受けいれてきた楽が最後にたどり着いた場所が千棘のところでした。
何もかもが終わった最後にただ1人、千棘だけのところに行く姿がまた男らしくていいと思いました。
しかしそんな楽をまだ離れさせようとする千棘に対しても楽は負けません。
楽は千棘と初めて会った時のことから話し始めます。
ニセモノの恋人として一緒にいたのに、いつのまにかこんなに好きになってしまったと。
それを聞いて泣きじゃくる千棘にとても共感できました。
楽のその真っ直ぐさは女の子の心にとてもグッときます。
千棘もそのおかげで素直になり、楽の元に飛びつく姿は本物の恋人同士にしか見えませんでした。
2つ目にオススメできるシーンはるりが集に告白するシーンです。
今まで集がるりにちょっかいを出し続け、るりはそれに対して嫌そうな感じで適当に流していることばかりでした。
しかし、この25巻では、急にるりがいつものトーンで集に先生の話を持ち出し、その後に告白をします。
その告白を聞いた集の顔を見て満足そうなるりがとても印象的でした。
やはり女の子は恋をすると変わるんだなと思いました。
結構前から2人がくっつけばいいのにと思っていたので私としては嬉しいことこの上ないシーンになりました^^
最後に3つ目におすすめのシーンは小咲の告白です。
ずっと本人以外は両思いなことに気づいていて、この2人こそもっと早くくっつけと思ってはいたのですが、最後の最後でお互いに告白だけするという展開になりました。
お互いに昔から両思いだったことを知り、複雑な気持ちではあるのかもしれませんが、これも2人のやり方なのかなと思いました。
望んでいた結果ではありませんでしたが、とてもいいシーンでした!
まとめ
以上、「ニセコイ」25巻【最終巻】のネタバレと感想をお伝えしました。
最終的に意外な結末と予想通りの展開もあったような内容でしたが、それぞれの真っすぐな想いがそれぞれ綺麗に完結してくれて本当に良かったです!
アニメ化でも人気なのがよくわかりますね^^