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ホットギミック結末ネタバレ感想!原作漫画ラストの相手は亮輝か凌かどっち?

ホットギミック結末ネタバレ感想!原作漫画ラストの相手は亮輝か凌かどっち? 漫画・小説

今回は、相原実貴さん作ホットギミック原作漫画の結末ネタバレ感想と見どころをお伝えします^^

最近のマンガではないですが、昔からのファンにはたまらない実写化ではないでしょうか♪

 

  • やっぱり結末のネタバレは読みたくない!
  • 実際に紙面で見たくなった!

という方は、以下で無料で読む方法をご紹介しています。

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「ホットギミック」原作漫画の結末ネタバレ

 

まずは、あらすじを紹介します。

社宅に住む成田家・長女の成田 初(なりた はつみ)は、気が弱くていつも受身な性格です。
初はある日、社宅の上層階に住む会社の取締役の橘家の秀才高校生・橘 亮輝(たちばな りょうき)に弱みを握られてしまい、その弱みを黙っている代わりに横暴にも彼の言いなりなることを強要されてしまいます。
「社宅」という独特の空間で人間関係や家族関係が複雑に絡み合い様々なトラブルを起こしていきます。
果たして初は亮輝の言いなりな理不尽な生活から開放される日がくるのでしょうか…?

 

主人公の成田初(なりたはつみ)は気が弱くていつも受身な16歳の高校生。

住んでいる家は父親の会社の社宅でした。

父、母、兄、妹、弟、初は長女で6人家族で暮らしています。

 

そして、社宅の上層階には会社の常務取締役橘家が住んでいます。

この橘夫人というのが初たちにとってかなり厄介な相手でした。

社宅はその橘家の夫人が仕切っており、住人は皆橘夫人に頭が上がりません。

ゴマを擦って取り巻く人もいれば、ビクビクと怯えている人もいます。

 

そんなある日、成田家の妹・(あかね)が「妊娠したかもしれない」と言うのです。

初は妹に頼まれ、コソコソと妊娠検査薬を買いに行きますが、こともあろうにそれを橘家の息子・橘 亮輝(たちばな りょうき)が見つけてしまいます。

 

弱みを握られた初は、自己中心的で横暴な亮輝にそのことを黙っているかわりに言いなりになるように強要されてしまい、嫌々従わざるを得ない状況に陥ってしまいます。

 

亮輝は初にとって幼い頃から苦手な相手でした。

昔は一緒に遊んだこともありましたが、社宅で遊んでいたところ亮輝に階段から突き落とされたことがあったのです。

しかしそれは感情表現が不器用な亮輝が、思いを寄せる初にせっかく内緒の遊び場を教えてあげたのに、次の日違う男の子を連れてきたことにヤキモチを妬いた末の行動でした。

 

亮輝は幼い頃から初に好意を抱いていたのです。

そうとは知らず、初美は亮輝に対してただ恐怖しか感じていませんでした。

 

高校生になって初と再び繋がりができ、初に横暴な態度で理不尽な命令を繰り返す亮輝ですが、しだいに自分の気持ちに気づき始めます。

初に対する苛立ちや執着心が、「初のことが好き」という気持ちからくるものだということに気がつくのです。

 

しかし初には他に好きな人がいました。

幼い頃に亮輝の秘密基地へ連れてきた男の子で、今は高校生のスーパーモデルとして活躍する梓(あずさ)という男子です。

梓はいつも初に優しく、心の支えとなってくれていました。

 

しかし実は梓は、ある復讐のために初に近づいていたのです。

母親と社宅に住む男性の誰かとの不倫の末にできた子供という過去があり・・・

梓は自分の父親でもあるその男が誰なのかを突き止めるために人生を費やしています。

 

梓は初の父親がその男なのではないかと疑っていました。

しかし真相には、亮輝の父である橘氏が梓の父親だという衝撃の事実が潜んでいます。

橘氏は成田・父を不倫の隠れ蓑にして身代わりにしていたのです。

 

初の周りを取り巻く恋愛事情は他にもありました。

それは初の兄・(しのぐ)の存在です。

彼は妹である初に恋心を寄せています。

 

しかし凌は実は成田家の本当の息子ではありませんでした。

秀才な凌は勉強もアルバイトもサークルも忙しくこなし、ほとんど家にはいませんでした。

 

一方、初への自身の恋心に気づいた亮輝。

その不自然な行動や発言は、序所に初にも伝わるようになります。

不器用な亮輝の愛情表現に翻弄される初。

 

ある日思わずそれが声にでてしまいます。

いじわるしたり、助けてくれたり、模試だったのに優先してくれたり…そういうことされたらドキドキしてしまうという初を亮輝は抱きしめます。

2人の心に変化が訪れ始めていました。

 

亮輝は友人も少なくお坊ちゃんとして大事に大事に育てられた上、人とのコミュニケーションをあまり取らずに生きてきたため、不器用なところが多くありました。

兄を慕う初にヤキモチを妬いてふてくされてしまう亮輝を可愛く思った初は、そっと亮輝の頬に優しくキスをします。

 

ハッと我に返った初は逃げようとしますが、亮輝に容易く捕まってしまい、

彼女見習いで許してやるし、少しなら兄貴のことを考えても許してやると告げ、初にキスをします。

初はと目を閉じ、亮輝を受け入れるのでした。

 

惹かれあう2人ですが、亮輝の母親はそのことを快くおもっていませんでした。

主にそれを認めていなかったのは亮輝の母親でしたが、その取り巻きや社宅の住人から「無視」という方法で攻撃をくらうことになります。

 

しかもそれは初のみならず、成田家全員へ向けられた無言の攻撃でした。

せっかく彼女見習いになれたとたん、初は母親から亮輝くんと付き合ったりしないでほしいとお願いされてしまうのでした。

 

社宅でもコソコソと付き合わなければいけないことにうんざりした亮輝は、自分の母親に、成田初と付き合っているという旨を伝えます。

更に成田家への泥棒騒動がきっかけで初と亮輝が2人きりでいるところが目撃され、成田家は手のひらを返したように社宅の人間からちやほやされはじめるのでした。

 

しかし2人の関係を快く思っていない橘家の母親は、亮輝に釣り合うような女性を紹介してきます。

名門校に通うお嬢様で学力もトップレベルのその女性は名を瑠璃といい、瑠璃は瑠璃なりに亮輝へのアタックを始めました。

 

そんな中、猟奇の亮輝の前で初は橘くんの彼女は釣り合ってないかもしれないけど、ほかの女の人と一緒にいるのは嫌としどろもどろに発言します。

すると亮輝は嬉しそうに満面の笑みでと初を引き寄せ、母親に成績が下がらない限りもう干渉しないでほしいといい、今度自分のいないところでにちょっかいを出したら本気で怒ると宣言するのでした。

 

その様子を安心したような表情で見守る凌。

凌は初への恋心を抱きつつも、初を亮輝に託すことを決心しはじめていました。

そして初は彼女見習いから本物の彼女になったのでした。

 

梓の母親の不倫騒動の真相が判明すると、橘夫人は社宅を出ることになりました。

亮輝と共に家を出ようとする橘夫人ですが、亮輝はそれを拒みます。

 

そして18になったら成田初と結婚するとまで宣言し、初に自分と絶対に結婚するようにと言ってきます。

 

亮輝の両親は正式に離婚が決まり、亮輝は学校の寮へ入ることになりました。

その夜初は亮輝の家へ行き、今夜は一人で過ごすという亮輝の元に向かいます。

 

そして、寮に入ってもいつまでもここで待っていると話します。

そんな初に対して、亮輝はそっとキスをするのでした。

 

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「ホットギミック」原作漫画を読んだ感想

 

初は最初のころは何事にも受身すぎで、橘家どころか自分の身内にも言いなりになるほどの弱気っぷりでした。

無理やり亮輝に良いようにされるし、言われても言い返せない姿は見ていてもどかしい部分が多くありました。

 

ですがしだいに自分の意見を言うようになり、自分の気持ちに正直になっていくようになります。

周りの環境に振り回される中必死に成長していくその姿は、後半のほうでは逆に清々しく思えてくるほどでした。

 

また、不器用で愛情表現が苦手だけど、誰よりも愛情を求めていた亮輝の心の変化にも目が離せません。

愛する女性の行動や気持ちを理論的に考えすぎて空回りする姿は、時折可愛く思えてきます。

 

子供のようにふてくされたり、躍起になったりするけれど、頭の中は初をどう自分に惚れさせるかでいっぱいで、いつでも初のことを考えています。

そんな亮輝が今後人の正しい愛し方を学んでいけば、どんなに優しい彼氏になるだろうと思いました(笑)

 

亮輝以外にも梓や凌たちも初への恋心を寄せています。

正直誰とくっついても良かったと思えるような、美しく切ない恋愛ストーリーでした。

個人的には優しい凌と一緒になってくれたらと思うところがありましたが、同じように思った読者が多かったらしく、漫画の完結後に凌とハッピーエンドになる小説版【ホットギミックS】が発売されています。

 

 

凌が初への恋心を必死に隠そうとする姿にはとてもキュンとしてしまいました。

また初を取り巻く恋愛とは別に、初の妹である茜とオタク男子のスバルとの甘酸っぱく初々しい恋愛模様にも目が離せませんでした。

 

茜はませていて男性経験も豊富ですが、スバルはオタクのためか女性経験が0。

普段なら通用する女の武器が全く通用しないスバルに、どうしたら振り向かせられるのか悩む茜の姿はとても可愛かったです。

王道のラブストーリーとは違い、ちょっと歪んだ愛が複雑に重なり合う、読み応えのあるストーリーでした。

 

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「ホットギミック」原作漫画の見どころ紹介

 

見所としては、単なる若者の恋愛ストーリーというわけではないところにあると思います。

社宅という上下が確立された環境、不倫などの大人の都合に振り回される若者たち、そんなシビアな環境の中でそれぞれが自身の思いを旨に成長していく姿が見れるところに面白さがあります。

 

登場人物の中で最初から最後まで変化がないのは大人たちだけで、子供たちは何かしらの成長と変化を得ていきます。

最初は横暴で理不尽な命令ばかりをする橘亮輝でさえも、読み始めたころは憤りの気持ちさえ覚えていましたが、亮輝をとりまく背景や過去の事情などを知るにつれて、その憤りは逆に亮輝を応援する気持ちへと変わっていきました。

 

私のように、愛する女性をどう愛していいかわからずに悩む亮輝の姿にキュンとしてしまう女性は多いかと思います。

そんな不器用な亮輝もしだいに初の守り方を学んでいき、最後には恋人としてしっかりと彼女をエスコートできるまでにいたります。

亮輝のそんな男としての成長っぷりにも目が離せません!

 

1巻から12巻の間の成長ぶりが最も激しかったのが初でしょう。

初は最初は受身ばかりで他人に流されてばかり、ひ弱な主人公で見ていてとてももどかしかったのですが、最後にはあの社宅の支配者である橘夫人に物申すようになるまでの度胸を得ます。

社宅という縦社会にたてついてまで自分の気持ちに正直になれる姿は見ていて清々しかったです!

 

かたや愛し方のわからない男、かたや自分の気持ちに素直になれない女、そんな不器用な2人がじっくりと時間をかけて結ばれていきます。

それまで初のことを「成田」と読んでいた亮輝が、ラストシーンで「遅い!早くこいよ初!」と初めて名前で呼んでいる姿をみて、クスッとなってしまいました。

 

それぞれの成長や恋の発展のドキドキさなど、やはり実際に漫画で読んだ方が面白さは100倍ですよ(*^^*)♪

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まとめ

以上、ホットギミック原作漫画の結末ネタバレや見どころについて紹介しました。

不器用な恋にモヤモヤする部分もありましたが、納得の結末に思わず笑顔になりますね♪

原作漫画も映画版も、それぞれの良さがありますが紙面もおすすめです^^

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