2022年4月1日に公開されたサイコスリラー映画【女子高生に殺されたい】
田中圭さん演じる主人公の狂気がゾワッと来る怖さがあるんですよね・・・。
そんな映画・女子高生に殺されたいの最後がどうなっていったのか気になりませんか??
今回の記事では、映画【女子高生に殺されたい】のラスト結末の最後までのネタバレと実際に観た感想や見どころ紹介などもまとめてお伝えしていきます^^
映画【女子高生に殺されたい】ラスト結末までをネタバレ
合わせて場面写真も解禁
春人は条件を満たす唯一無二の女子高生を標的に練り上げたシナリオに沿って、真帆(#南沙良)、あおい(#河合優実)、京子(#莉子)、愛佳(#茅島みずき)というタイプの異なる4人にアプローチしていく…#女子高生に殺されたい
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衝撃の真相とラストが明らかになるネタバレはこちら▽
春人の目的と真帆の他人格「キャサリン」の正体
二鷹高校に日本史教師として赴任してきた東山春人(田中圭)。
爽やかなルックスと親しみやすいキャラで女子生徒から人気を得ますが、彼が赴任してきた目的は「女子高生に殺されること」。
彼は「オートアサシノフィリア」といって、自分が殺されることに快感を覚える精神疾患の持ち主でした。
特に、可愛い女子高生の手によって命を失いたいという事に執着していました。
春人の担当クラスの生徒である佐々木真帆(南沙良)は、幼い頃に父親に虐待を受け、自分自身を守るために2人の人格を持つようになりました。
辛い経験を請負う「かおり」という人格と、命の危機を感じた時に驚異的な力を発揮し相手の命までもを奪ってしまう「キャサリン」です。
幼い頃、近所に住む男に襲われそうになった時に「キャサリン」が現れ、犯人を手にかけました。
しかし真帆は他人格の記憶がなく、「かおり」や「キャサリン」のことを知りません。
当時、彼女を担当する臨床心理士であった春人は、真帆の中にいる「キャサリン」であれば自分の希望を叶えてくれると思い、彼女が女子高生になるのを待って近付いたのでした。
真帆の親友・小杉あおい(河合優実)は地味で目立たない生徒ですが、予知能力がありました。
地震が来ることや水槽の魚がいつ亡くなるかを予知することができました。
あおいは春人が真帆に何か良くないことをしようとしていることを感じ取り警戒します。
そうとは知らず、真帆は春人に惹かれ、彼が立ち上げた郷土遺跡研究部に入部したいと言うので、あおいも一緒に入部し、守ろうとします。
部活の中で春人は真帆に優しく接し、彼女は思いを募らせます。
春人は、「キャサリン」に行動を起こさせる為のシナリオを遂行するために、演劇部の君島京子(莉子)、柔道部の沢木愛佳(茅島みずき)にも思わせぶりな態度で近付き、親密な関係を築いていきました。
真帆の中の「キャサリン」は幼い頃に命が危かった状況の時、テレビでやっていた映画の中で「キャサリン!キャサリン!」と叫ぶ声がトリガーとなって出てきた人格です。
そこで春人は、演劇の練習と称して京子にキャサリンを呼ばせその声を録音します。
そして、夜の人気のない学校で真帆を呼び出し、犬に襲わせ命の危機を演出し、京子の声を大音量で流します。
春人の予想通り、「キャサリン」は表れて犬を手にかけてしまいます。
しかし、真帆の後を追って着いてきたあおいの能力により犬の飼い主が春人であることが分かり、2人は犬の亡きがらを春人の教壇の上に運びます。
犬の亡きがらが発見されると、凄惨な犬の事件として話題になり、生徒達のメンタルケアが必要として、スクールカウンセラーの深川五月(大島優子)がやってきます。
彼女は春人の大学時代の同期であり、元恋人でした。
五月は、保健室登校がちであったあおいと、その付き添いの真帆と仲良くなり、あおいに不思議な能力があることや真帆が多重人格者であることを知ります。
あおいは、五月に犬の残忍な事件を仕掛けたのが春人であること、真帆でも「かおり」でもない人格が犬を手にかけてしまったこと、春人が真帆に何かしようと企んでいることを伝えます。
春人の計画実行と記憶喪失
春人が殺されることに選んだのは11月6日、ニ鷹高校の文化祭の日であり、真帆が事件に遭い、最初に「キャサリン」が現れた日でした。
春人の画策により、クラス演劇で「エミリーの恋人」をやることになり、エミリー役が京子、キャサリン役が真帆に決まります。
五月が春人と付き合っていた頃、真帆の事件に異様に執着する彼に違和感を覚えていました。
春人のUSBデータを盗み見た時の春人の手記や真帆達のことから、春人が真帆の手によって命を散らしたいと思っている「オートアサシノフィリア」であることを突き止めます。
文化祭当日、五月は春人を呼び出し、計画を止めさせようとしますが、春人のコーヒーに入れた睡眠薬で逆に眠らされてしまいます。
春人は、クラス演劇の劇中に舞台袖で愛佳(茅島みずき)を抱きしめるところを真帆に見せ、ショックを受けた真帆が「かおり」になるのを待って呼び出し、首を絞めようとします。
舞台では、演劇のセリフとして京子が「キャサリン!」と叫び、真帆の中の「キャサリン」が現れます。
全てが春人の思い通りに進み、彼の望みが叶ったかと思われましたが、あおいの予知能力により、真帆を見つけ出し、止めることに成功します。
あおいの懸命な呼びかけで、真帆は本来の人格を取り戻します。
真帆を追いかける途中で春人は足を踏み外し、舞台の上に首を吊った形になり気を失います。
舞台は中断され、春人は病院に運ばれました。
目を覚ました春人は事故でこれまでの記憶を失っていました。
病院で彼を担当している臨床心理士は深川五月です。
彼女は、春人に大学時代の彼の映像を見せます。
一方、二鷹高校はようやく日常を取り戻していました。
日本史担当の教師が補充され、春人のお見舞いに通うのは真帆達だけになっていました。
文化祭の日の事件の記憶がない真帆は、病室に訪れ、春人を慕っていたことを伝えます。
次第に過去の記憶を取り戻した春人は、結局また「女子高生に殺されたい」という思いを募らせるのでした。
映画【女子高生に殺されたい】レンタル開始日や配信予定の最新情報まとめ
映画【女子高生に殺されたい】は最後の病室が怖い
あおい(#河合優実)、雪生(#細田佳央太)、五月(#大島優子)を映した場面写真も✨
東山春人が描く〈狂気〉と〈魅惑〉の完全犯罪
彼が見つけた唯一無二の女子高生とは―#女子高生に殺されたい
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この作品で初めて「オートアサシノフィリア」という言葉を知ったのですが、異常性癖の一つ。
自分が誰かの手によって命が終わる状況そのものに興奮するそうなので、ただ亡くなりということではないようで・・・色んな人がいるものですね。
春人の場合は、その願望の対象が「可愛い女子高生」に限定されているさらに特殊なものでした。
変態的だなとも思ってしまいますが、五月は春人がその精神疾患に苦しんでいるから救ってあげなければならないと考え、最後の場面でも健気に介抱しているわけです。
どうしたら治るのか、そもそも治るものなのか??
専門家でないので分かりませんが・・・。
最後のシーンでは病室でも結局、真帆にマフラーで首を絞められる妄想をしていたわけですからゾッとする怖いシーンに感じました。
完治にはまだまだ時間がかかりそうですね(゚Д゚;)
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映画【女子高生に殺されたい】見どころと感想
この映画は、まず「女子高生に殺されたい」ってどういうこと?
とタイトルから引き込まれますが、タイトルそのまま「女子高生の手によって命を終わらせたい」人の話、というところが面白いです。
爽やかな役、陽気な役、かっこいい役と何でもこなす田中圭さんのちょっと気味の悪い役が見られるだけでなく、ドラマ「ドラゴン桜」で知名度を上げた南沙良さんや一緒に出演していた細田佳央太さん。
元popteenモデルで女優としても活躍中の莉子さん、朝ドラにも出演経験のある茅島みずきさんなど、旬な俳優さんが勢揃いしているのも見どころです。
映画ジャンル的にはホラーというよりは、サイコホラー、サスペンスといったところかもしれません。
春人が巧妙に女子生徒たちの心を操りながら自分のシナリオ通りに動かしていくところが面白い映画でしたが、計画を崩すきっかけとなったあおいの特殊能力もだいぶ気になりますね。
とにかく、真帆とあおいには平穏な日常を送って幸せになってほしいです(>_<)
まとめ
以上、映画【女子高生に殺されたい】のラスト結末の最後までのネタバレと実際に観た感想や見どころ紹介などもまとめてお伝えしました!
衝撃的なタイトルでまず興味を惹かれるこの作品は、主人公の春人だけではなく生徒の中に多重人格や予知能力持ちが居たりと見応えのある内容になっていました。
原作漫画もあるので、映画では描かれていない細かい描写などが気になる方は漫画版もおすすめですよ^^