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テセウスの船の原作漫画5巻の結末ネタバレ感想!不気味な絵の送り主は?

テセウスの船の原作漫画5巻の結末ネタバレ感想!不気味な絵の送り主は? 漫画・小説

変わってしまった現代の現実と向き合っていく田村心。

現代にタイムスリップで戻った心の元にある人物からの奇妙な絵が届きます。

 

絵を送ってきた人物の正体と目的とは・・・?

今回の記事では、テセウスの船5巻のネタバレ感想や見どころをお伝えしていきます^^

 

以下で原作漫画を無料で読む方法もご紹介していますよ(^^)

>>テセウスの船の原作漫画4巻の結末ネタバレ感想!現代に悲しい変化が!

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【テセウスの船】原作漫画の第5巻の結末ネタバレ1

あらすじ

2017年から28年前の1989年にタイムスリップした田村心(しん)は、過去の事件を変えようとし、逆に悪い方向に向かってしまいました。2017年の現代に戻ってきた心は、これまでいた今とは違う世界に戻ってきたのです。心はこの世界での自分を探す為に父親である佐野と姉の鈴に会いにいきます。久しぶりにあった長女は容姿が変化しており、一目見ても姉と理解できない心。心と姉は、2人の溝を埋めるように過去の出来事を遡ります。

 

妻であった由紀に再び会う事ができた心は思わず駆け寄るのですが、一歩引かれます。

由紀は心の事を知らないと言うのです。

心が自分のフルネームを言うと、由紀はメモ帳に心の連絡先と住所を書いて欲しいと言い書くことに。

そこへ由紀の父親が家から出て来て、彼女に家に入るように指示します。

 

どうやら怪しまれて警察を呼んだようで心はその場から逃げ帰ります。

家で1人過ごしているとインターホンが鳴り、相手は由紀でした。

 

家に来た由紀は改めて心に昨日の詫びを行い、自分が今週刊誌の記者をしていると言って名刺を渡します。

由紀は音臼事件を調べており、心が週刊誌の記事を読んで自分を訪ねてきたのだろうと問います。

しかし、心にとっては全然知らない一面の由紀を見てしまい家から追い返しました。

 

ふとソファーの上に置いていたあの不気味な絵が目に入ります。

封筒を見ると札幌市からでした。

再び北海道の音臼村を訪れようと決意した心。

その前に父親である佐野に会い、1989年の事件当日に何が起こったのかを確認しようと思いました。

そして村に戻れば、再び1989年にタイムスリップできるかもしれないと考えたのです。

 

心は再び北海道に行く決意をし荷物をまとめます。

まとめながら実の父親である佐野に何と声をかけようかと悩んでいます。

ふとクローゼットの奥にある段ボールに目が留まりました。

卒業文集を発見します。

 

中身を見るともう1人の田村心は自分よりも良い人生を送っていたのだと言う事が分かるのですが、由紀と出会わなかった事に落胆しています。

段ボールの中には郵便物があり、宛名の書き方から犯人からだと気づきます。

すべての郵便物を確認すると、これまで何度も田村心宛に様々な不気味な絵が何度も送られてきていたのです。

 

再びインターホンが鳴り、相手は由紀です。

由紀は北海道に拘留されている佐野と手紙のやりとりをしていた事を心に伝え、その手紙をポストに入れておくと伝えてその場から立ち去りました。

 

心がポストを確認すると1通の手紙が入っていました。

その手紙には、東京都にいる田村心という男を捜せば由紀の知りたい事件の話を知る事ができるだろうと記載されていたのです。

心は飛行機に乗り、北海道札幌拘置所に辿り着きました。

 

心は弁護士と共に拘置所に入り、佐野と会う為に面会室に入ります。

しばらくすると足音が聞こえ心は緊張しています。

ドアから出てきたのはかなり年をとった佐野で、髪の毛も真っ白、口の周りには無精ひげを生やしています。

 

お互いの姿を確認しているのですが、どちらも言葉を発しません。

最初に口を開いたのは心です。

自分が誰かわかるかと問うと佐野は心さんといいますが、言い直して正義と呼びました。

 

心は、正義と呼ばれ返事をします。

2人はアクリル越しに親子の再会を果たしたのです。

佐野は1989年の心の記憶があると言います。

 

あの時の心の話を半分信じながら、半分信じられなかった事。

さらに自分の息子だと話された時には混乱したと言います。

そしてあの時の事件の話が本当に起きたと言うのでした。

 

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【テセウスの船】原作漫画の第5巻の結末ネタバレ2

 

心は佐野へ、自分がいなくなった後の事を確認します。

佐野も佐野の妻も学校の先生達も心の事を探したが見つからなかったので、東京へ帰ったのだろうという結論に至った事。

 

本部警察の金丸さんが2月の終わりに亡くなった事。

明音ちゃんの両親が病院を閉めて、村を出た事。

翼君の婚約者であった佐々木紀子も村を出た事を伝えます。

 

心は改めて自分のせいだと感じました。

知っている過去では、金丸さんも自分の母親も兄も亡くなる運命ではなかったしこうなるべきではなかったのです。

 

心は佐野に明音ちゃんが行方不明になった当日の姉の行動を疑問に感じていたと告げます。

しかし、佐野は一貫して鈴は関係ないとハッキリ断言するのでした。

 

それから春がやってきて事件で捕まる事が怖かった佐野は、妻へ夏の間だけでも村を離れないかと提案するのですが、却下されました。

村を出る事が叶わなかったので、佐野は何度も学校へ足を運びます。

 

6月24日のお泊り会を夏が終わるまで延長しないかと校長先生や他職員に何度も声を掛けるのですが、誰も聞き入れてくれません。

逆に何度も同じ話をする佐野に疑いを向けるのでした。

そして、6月24日当日の佐野は警備として現場に行ったのです。

 

佐野は心から言われた言葉を思い出しながら、お泊り会に警備として参加していました。

村の者や生徒達はこの場を楽しそうに過ごしています。

村の者たちから佐野へ制服で過ごさずに楽しもうと声を掛けられるも、佐野は捜査があるのでこの会は中止すると宣言したのです。

 

しかし、ここでも村人達に反対されるのです。

学校の周辺を監視していると、佐野の子供の鈴と慎吾が学校に来ていました。

どうしてもお泊り会に参加したいと思いやってきた2人。

佐野は、何があっても自分を信じて欲しいと言い2人を家に帰します。

 

6月24日当日事件は起こらず、翌朝事件は起きたのです。

そして、佐野の自宅より青酸カリが押収され佐野は捕まったのでした。

ここで面会時間が終了するのですが、最後に佐野は鈴が面会に来た事を心に伝えます。

そして、鈴が今妊娠をしている事を告げるのでした。

 

札幌拘置所を出た心は、街を歩きながら妊婦に目を留めます。

佐野が最後に言った言葉、鈴が妊娠しているという言葉を思い出したのです。

ふと犯人から送られて来た不気味な絵を思い出し、あの絵はお姉ちゃんを意味しているのかと考えました。

 

佐野に犯人から送ってきたこれまでの絵を見て貰おうとコピーする心。

どうやらネットカフェで一夜を過ごすようです。

パソコンで音臼小学校無差別事件をネット検索し、昔の新聞記事を見つけました。

 

内容を確認すると、心が知っている被害者と違う人が亡くなっている事に気がつきました。

その代わりに心が担当していたクラスの2人と木村さつき先生が生きている事がわかりました。

他の情報がないか検索していると、姉の鈴について記載されている記事を見つけた心。

 

内容は、お泊り会の当日に長女を目撃したという証言があったと記載されていたのです。

心は佐野の言葉を思い出し、姉は事件に本当に関係ないのかと疑問に感じるのでした。

 

翌日再び、札幌拘置所を訪問した心。

差し入れの下着と共に犯人の描いた不気味な絵を一緒に入れていました。

あの絵を見た佐野は、1989年に見たあの絵と似ていると心に伝え心も同意します。

 

佐野は、あの絵を送って来る人物は心の住所を知っている人なのでこの数年の内に変化はなかったかと問います。

心にとってはつい数日前に1989年の佐野の家を出た記憶しかなく、わからないと答えます。

 

また妊婦の絵について姉の事を指しているのではないかと佐野に聞くと、可能性があると佐野は答えます。

心は姉の住所を佐野から教えて貰い、姉に会いに行くと佐野に伝えその場所を訪問します。

 

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【テセウスの船】原作漫画の第5巻の結末ネタバレ3

 

佐野に教えて貰った住所に訪問した心。

玄関ベルを押すとマイク越しに対応があるのですが、心が名前を伝えると切られてしまいました。

心はアパートを出てどうしようかと迷っていると、後ろから名前を呼びかけられました。

 

その女性は心に急に抱きつき、周囲を気にしてか場所を変えようと言いました。

心へ必死に謝りますが、心はその女性が姉と思う事ができません。

 

女性は本当に姉の鈴。

鈴は施設を出た後に名前を変え、顔も整形していました。

だから心は姉と判断がつかなかったのです。

 

佐野からも鈴は変わったと聞いていたけれど、ここまで変わっているとは思っていなかったのです。

姉は、これまで離れていた距離を埋めるように心に質問攻めします。

しばらく札幌にいると心から聞き、連絡先を交換しました。

 

アドレス帳に登録された名前は「村田 藍」。

それが今の鈴の名前です。

 

姉の携帯に着信が鳴り鈴は心とその場を別れ家に戻ってきました。

同棲している人がおり、その人からさっきの男は誰かと聞かれます。

鈴は考えながら、弟が来たと伝えました。

弟と聞いた同居人は挨拶がしたかったと鈴に言うのでした。

 

その同居人は車椅子に座っている男性でした。

藍に弟がいると初めて聞いたと言いながら、弟がどんな人なのかを質問します。

そして、まだ近くにいるかもしれないから追いかけて家に連れて来てとも言います。

 

藍がもう近くにいないと否定すると、男性は以前に藍から聞いた話では姉弟はいないと聞いていたとつぶやきました。

藍は少し慌てながら辻褄を合わせるように男性に返事をします。

そして男性が今度弟を紹介するために家に連れて来て欲しいとお願いしても藍が否定するので、少し怒りながら藍に何故と確認します。

 

男性が怒っていると感じた藍は、震えながらお茶を淹れています。

男性は、話題を変えて藍に今後の2人の将来について話をし始めました。

すると藍が今度弟を食事に誘ってみると話すのでした。

 

ネットカフェで過ごしている心。

今日久しぶりに会った姉の事を思い出しています。

そこへ姉からメッセージが届き、食事に誘われました。

心は了承し、一緒に佐野の所にも行こうと誘うのでした。

 

拘置所では、佐野と弁護士が面談をしています。

佐野は体調が悪いようでずっと咳をしています。

弁護士の話は、佐々木紀子という女性を覚えているかと尋ねられました。

 

佐野が覚えていると答えると、その佐々木紀子から弁護士宛に連絡が入り、佐野の無実を証明する手助けがしたいと言ってきた事。

そして、無実を証明する証言の用意があると言っていると言われたのです。

 

心が駅前で姉と待ち合わせをしています。

姉が到着し、佐野の所に行く前に心を連れていきたい場所があるといいます。

そこは墓地でした。

 

母親と慎吾の遺骨を埋葬していると姉が言います。

姉が線香を焚き、墓石に向かって手を合わす後ろで心が本当に心中だったのかと聞かれた鈴。

 

母は佐野が逮捕された後、日本中の全国民から憎まれた事。

自分達家族に誰一人味方する人がいなかったのです。

心の出産も病院や助産師の手助けが貰えず、1人で出産をしました。

 

その後村を出て何度も引っ越しをし、自分達子供を守ろうとする思いで佐野と離婚し名前を変えた事。

母はそんな孤独と戦いながらも佐野の無実を信じていたのです。

 

しかし、そんなある日鈴が救急搬送されました。

原因は、鈴が通う学校のクラスメイトの誰かに鈴が食べる給食に除草剤を入れられたのです。

幸い鈴の命に別状はなかったのですが、暫く入院する事になりました。

 

鈴が無事に退院し、慎吾が退院のお祝いにカニラーメンが食べたいと言い、ふと佐野が早く帰ってこないかなと呟きます。

それを聞いた母は、無表情で慎吾に手を上げるのでした。

 

 

鈴の顔が変わっていて同居人の相手が…(゚Д゚;)!

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【テセウスの船】原作漫画の第5巻の感想

 

パラレルワールドに迷い込んだ心が以前妻だった相手の由紀と再び会話をするシーンは、とても辛いなと思いました。。

何故なら記憶の中では妻だった人で且つ亡くなった人に再び出会えた筈なのに、自分の事を知らないという現実

受け止めるには、心と頭が追い付かないだろうなと感じました(/_;)

 

そして、心の自宅に届いていた不気味な絵。

全て北海道の札幌から送られてきていると分かり、迷いもなく北海道に出向きましたね!

そこで父親の佐野と再会するシーン。

 

佐野は複雑な気持ちだったかもしれませんが、感動でした。

やはり佐野は冤罪だったのですね。

でも犯人はどうやって佐野を犯人に仕立てたのでしょうか?

 

あれ程佐野は、事件を前もって心から聞かされていたので注意をしていた筈です。

でも犯人も未来のノートを手にしているからか、佐野に罪を着せる事が簡単だったのかもしれません。

 

姉の鈴とも再会したのはいいですが、鈴も心と同様にたくさんいろんな事を抱えて生きてきました。

回想シーンでは、同級生に給食の中に除草剤を混入させられているなんて・・・事件の模倣、未遂と変わりありません(>_<)

 

堂々と学校で起こすとは信じられませんね!

どうして人間は、悪いと思った人を排除しようとするのでしょうか?

そんな疑問と怒りがこみあげるような5巻でした。

 

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【テセウスの船】原作漫画の第5巻の見どころネタバレ

 

犯人の不気味な絵が心の家に定期的に送られてきていた事が分かった所が見どころです。

その絵を並べている心。。

どの絵を見ても、とても不気味で異様です。

犯人の心の中があまりにも残酷で冷酷、自分の考えを心に見せつけようとする思いで郵便を送り続けていたのでしょうか(*_*;)

 

もう一つは、心が父親と姉の鈴と再会をする所。

父親は心がタイムスリップした現実をこの時に受け止める事ができた事、過去に話していた内容が全て真実であった事を知った時の衝撃と心への後悔を見る事ができます。

 

また姉の鈴は、整形までもして生きてきたと言う事実を知った複雑な心の内の揺れ具合。

姉の考え方や生きてきた苦労が目に見えて理解できた心。

 

姉の回想シーンも見どころです。

姉の壮絶な過去と自分が小さかった時の母親の行動などを聞いて知る事ができます。

 

もう一つ、佐野に会いに来た弁護士が告げた佐々木紀子の証言について。

この証言が無実に繋がると言っています。

どんな内容なのかは、この5巻ではまだ明らかにされていません。。

 

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【テセウスの船】原作漫画5巻結末ネタバレ感想まとめ

以上、テセウスの船の原作漫画5巻ネタバレ感想と見どころをお伝えしました^^

妻だったはずの女性が他人になり、姉の鈴はいじめにより名前と顔を変える。

心が元々過ごしていた現代とは少しずつ未来が変わっていく事が出来る5巻でした。

鈴と一緒に居る車椅子の男は明らかに怪しいですね(゚Д゚;)!

 

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