今回は、10月からNHKでドラマ化される「昭和元禄落語心中」の原作マンガの結末ネタバレと、ドラマと漫画での最終回の違いなども予測していきます!
主人公を岡田将生さんが演じるということもあり、早くも注目されている作品です^^
やっぱりネタバレは自分で読みたい!という方は、無料で原作を読む方法を以下でご紹介しています。
「昭和元禄落語心中」の原作結末ネタバレ
【本日重版出来‼︎】ドラマ化も発表された、雲田はるこ先生「昭和元禄落語心中」全10巻、全巻重版出来✨八雲役・岡田将生さんの写真を載せたドラマ化帯付きです❗️この機会にぜひご覧くださいませ〜☺️ pic.twitter.com/F83uqkQzvR
— ITAN編集部◇講談社 (@ITAN_henshubu) 2018年7月9日
簡単なあらすじがこちら。
そこで出会った小夏、松田、樋口、いろいろな人とかかわり合いながら、真打三代目助六となる与太郎。
途中、破門されたが約束を守ることで復帰した与太郎を厳しく育てる八代目八雲。
八雲と二代目助六との因縁、小夏と八雲の関係、落語と心中しようとする八雲とその周りの人々。
最後で落語と心中するという意味が与太郎にもようやく分かる。悲しくもあり、楽しいお話です。
「与太郎放浪編」
刑務所で初めて落語を聞いて感動し、八代目有楽亭八雲に弟子入りした与太郎。
そこで出会った小夏、その父二代目有楽亭助六の落語を取り入れながら修行を続けるが、助六・小夏・八雲の因縁を徐々に知ることになります。
八雲の独演会で失態をした与太郎は、激怒した八雲に破門されてしまいました。
小夏も一緒に許してもらおうとする与太郎に、八雲は「約束を守ること」と八雲と助六についての昔話を始めていきます。
「八雲と助六編」
戦前から戦後、八雲と助六の出会いから別れまで。
自分の望まない落語界へ来て、同時に入門した天才・初太郎と比べられて悩む、菊比古。
青春を落語と共に歩み、みよ吉との出会いと初太郎改め助六とみよ吉の最後、小夏との出会いを描きます。
繊細な菊比古と、豪快な助六、落語の黄金期を支えている二人は、真打を目指して寄席に立つ日々。
戦争の影が及んできながらも、二人は共に落語を愛し信じています。
戦後、復活した寄席に立つ二人は、芸者のみよ吉と出会います。
菊比古とみよ吉は逢瀬を重ねますが、みよ吉は師匠の七代目八雲の愛人でもありました。
師匠に隠れて会うようになっていましたが、助六とみよ吉が駆け落ちをしてしまいます。
どこにいるかもわからない二人から手紙が来て、七代目八雲が急死したことを伝えに菊比古はみよ吉の田舎へ向かいます。
田舎では、仕事が長続きしない助六とみよ吉との娘・小夏が細々と暮らしていました。
みよ吉は家出していておらず、必然的に二人の面倒を見るはめになる菊比古。
落語会が開かれることになりますが、そこにきたみよ吉と助六、小夏とのある事件があり、みよ吉と助六は亡くなってしまい菊比古は身寄りのなくなった小夏を引き取り東京へ戻ります。
「助六再び編」
昭和の終わり、落語ブームが下火になり寄席も1軒だけになってしまいました。
与太郎は真打に昇進し三代目助六になり、シングルマザーになろうとしている小夏と結婚します。
新之助が生まれ、にぎやかなことを嫌がりながらも孫には甘い八代目八雲と楽しく暮らしだしました。
八代目八雲と三代目助六の二人会の最中に倒れた八雲は、落語との心中を覚悟します。
八雲の療養中、助六は大忙しで仕事をしていきます。
落語の新作を書く樋口とも連携をとりながら、八雲と二代目助六の昔のことを調べていく助六。
松田の協力もあり、本当の事件の顛末を知ることになりますが、墓場まで持っていくことを約束します。
そんな中、寄席が火事になり八雲が巻き込まれ大怪我をしてしまいます。
自宅で療養している八雲は、気がついたら目の前に二代目助六がいることに気が付きました。
「お前さんはしんだんだよ」と三途の川までの案内を始める助六。
みよ吉も現れ、話をしていると目の前には火事で焼けてしまった寄席があり、その末席には八代目八雲の名前が。
自分の名前があってこんなに驚いたのは、今日が初めてだと嘯く八雲。
中は大入り満員の客、助六の落語が始まるときには客席にはみよ吉と子供の小夏が並んでいました。
どうしても聞かせたい人を一人呼ぶことができるその席に、八雲は新之助を呼んだのです。
八雲の演目はじゅげむ、子供の二人は大喜び。
演じた後は三途の川を渡ることになるが、八雲だけで助六とみよ吉は渡れません。
三代目助六改め、九代目八雲を襲名した与太郎。
小夏のとの娘も生まれ、新之助は菊比古を名乗り落語家になっていました。
焼け落ちた寄席を建て直し、襲名披露の杮落としを行う一行。
菊比古は誰の子供なんだと鎌をかける樋口に小夏は軽くあしらうが、八代目八雲の子であることをにおわせます。
九代目八雲の演目は死神。
自分がはじめて聞いた落語であり、八代目八雲との縁を作ってくれたものです。
杮落としには似合わないがあえてこの演目を演じる九代目八雲の目の前には、八代目八雲の姿がありました。
『お前さんにも見えるようになっちまったんだねえ』
落語と心中する覚悟がないと、八雲の名は継げないのです。
「昭和元禄落語心中」原作の感想と見どころ紹介
時代時代を駆け抜けた、落語家の輝かしいような話かと思って読み始めたらまったく違って驚きました!
落語の話はとても面白く、もともとすきな落語がもっと好きになって聞いてみたい落語も増えました。
そして、普通の恋愛マンガとしてもちゃんと読める。
仕事と色恋、どっちが大切なの?という人はどこの時代にもいるんだな、と納得しました。
この男らしい人は本当に女なのだろうか。と驚くこともたくさんありました。
全10巻と長いようで、読み終わってみればとても短くて濃ゆいお話だと思いました。
落語の中身は全部描かれているわけではありませんが、寄席のつくりや演台の様子など丁寧に描かれています。
ここにお茶が置かれるのか、マイクがここにあるのか、楽屋はこんな風になっているのかなどと勉強になりました^^
「昭和元禄落語心中」原作とドラマの違いと最終回予測!
6/7発売「昭和元禄落語心中 –助六再び篇-」のBD&DVD BOX、雲田はるこさんによる描き下ろしジャケット本日公開!特典CDにはボイスドラマ「八雲と小夏篇」を収録&コミックス最終10巻特装版に同梱の番外篇が奇跡の音源化など豪華すぎる封入特典が満載です☆ #落語心中 pic.twitter.com/03YLh2xyvs
— ITAN編集部◇講談社 (@ITAN_henshubu) 2017年5月12日
八雲と与太郎、そして周りの人々との支え合いや絆に感動する作品です。
NHKで10月にドラマ化されますが、現在の公式情報を見る限りはオリジナル要素がいくらか入ってくると予想されます。
原作者の雲田はるこさんが、以下のようにコメントしているからです。
ドラマとして自由に解釈して、創造力豊かに作っていただきたいとお願いしました。
引用:https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/
大まかな設定や人物像は変わらないと思いますが、オリジナルストーリーなどを入れてくるのでは?と予測しています。
ただ、結末は漫画での終わり方のように、心身ともに成長した与太郎が死神の演目を行って綺麗に終わっていくのだと思います。
これが一番スッキリとした結末ですよね!
オリジナル要素が入るとしたら、恋愛要素をもっと入れてくることが予想できます。
HNK放送なので恋愛要素はそこまでではないと思いますが、ここにも期待できますね♪
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第1話を見た感想
オープニングなどは結構ずっしりくる要素が多かったですね。
これからの謎になる部分の付せんもありました。
岡田将生さんの老年の演技がさすがで見どころです!!
まとめ
以上、「昭和元禄落語心中」の原作マンガ結末ネタバレや感想と、ドラマでの違いなどについて予測してみました。
マンガで若い人も分かりやすいように書かれているので、これでまたドラマをきっかけに再ブームするのではないでしょうか♪
役者さんたちは大変だとは思いますが、どんな落語の演技が見られるか楽しみですね!