鈴を脅して佐々木紀子と接触を図った木村さつき。
無差別事件の重要な証拠を持つとされる佐々木との展開はどうなっていくのか…?
今回の記事では、テセウスの船第7巻のネタバレ感想と見どころをお伝えしていきます!
以下で原作漫画を無料で読む方法もご紹介していますよ(^^)
>>テセウスの船の原作漫画6巻の結末ネタバレ感想!車椅子の男の正体判明!
【テセウスの船】原作漫画の第7巻の結末ネタバレ1
「テセウスの船」第7巻が
3月22日(金)に発売されます。表紙はこんな感じです。
中身は、雑誌では描かれなかったあるシーンが
数枚加筆して収録されてます。一冊読み終えるまでわずかな時間だと思いますが、
楽しんで頂けたら幸いです。追伸
皆様の毎日がhappyでありますように☆彡 pic.twitter.com/RTFkxD2ua1— 東元俊哉 (@toshiya_paris) March 11, 2019
あらすじ
佐々木紀子の回想シーンから始まります。
同棲していた長谷川翼に紀子は、会社からシアン化カリウム(青酸カリ)を盗んできて欲しいと頼みました。
理由を尋ねるのですが、翼はしつこく聞いてくる紀子に腹が立ち暴力を振るいます。
紀子は日頃から翼に暴力を振るわれており、聞かざるおえなかったのです。
後日、明音ちゃんが行方不明になった時に翼は紀子に明音ちゃんが亡くなったと伝えます。
明音ちゃんの身体を見つからない所に隠しに行くと告げます。
また誰が来ても、自分は風邪で寝ていると言えと紀子に指示します。
そして明音ちゃんの写真を渡し、家に帰ってきたら全て話すと言い家を出た翼。
翌日に明音ちゃんの変わり果てた姿と共に翼も発見されました。
紀子は警察に事情聴取を受け、一貫として翼に指示された通りの事を話し知らないと警察に証言するのです。
事情聴取が終わり、佐野の下へと来た紀子は佐野に翼の身体がいつ戻ってくるのかと確認します。
そして、佐野へ毎日誰かに監視されている気がすると告げます。
昔の話を木村さつきと鈴に話した紀子。
最後に金丸という刑事が犯人に突き落とされる現場を見たと話し始めます。
再び、佐々木紀子の回想シーンです。
紀子は音臼岳に来ています。
歩いていると刑事の金丸さんを発見し、物陰に隠れた紀子。
金丸さんが誰かと会話をし始めました。
その誰かは金丸さんに明音ちゃんと翼君の事件について質問をしており、金丸さんが考える犯人像はどんな人かと質問をしました。
金丸さんの見解を聞いた後に、笑いながらノートを見せます。
そのノートは心が未来から持ってきたノートで、音臼村事件の記事が貼ってあるものです。
その人物は続けて語り、このノートには未来が記されていると語り無差別事件の犯人が佐野だという新聞記事を見せます。
その人物は金丸さんに犯人を捕まえる事ができるかと聞きます。
もう1つ、佐々木紀子が4月に同じ薬を服用した事により命を絶つので、それを止められるのは金丸さんだけと話します。
金丸さんは、その人物にこのノートをどうやって手に入れたのかと聞きました。
その人物は金丸さんのすぐ後ろ側で見つけたと言い、金丸さんが自分に背中を見せるようにし後ろから突き落としたのです。
その現場の一部始終を見ていた佐々木紀子は怖くなってその場から慌てて逃げました。
本当は警察に通報しようかと考えたのですが、自分が薬を飲んで亡くなるという内容を聞いていたので、その人物に命を狙われるのではないかと再び怖くなり、そのまま村を出て行ったのです。
函館行き快速電車に乗っている心と由紀。
由紀は、心に送られて来た不気味な絵を見て犯人がわざわざ郵送するにはリスクがあるので、犯人ではないのではないかと心に言います。
しかし、心はこの不気味な絵が犯人からのメッセージ、犯行の予告のようなものではないかと考えているのです。
由紀は自分の知っている情報を告げます。
金丸という刑事が事件の真相を掴みかけていたにも関わらず、明音ちゃんと同じ月に事故で亡くなってしまったと。
由紀が考える見解として、この事件はどれも薬を使用している事から犯人は同一人物。
そして、無差別事件を行うための実験だったのではないかと考えていると告げます。
この話を聞いた心は、自分が知っている妻の由紀も別の世界で同じ内容を話していたなと思い出します。
また今の由紀は別の人生を生きて歩んでいる事から、亡くなってしまう世界よりかは今の人生が良いと考えたのです。
佐々木紀子が鈴と木村さつきに自分が知っている昔の話を全て話しました。
何故今その話をしようと思ったのか、それは佐々木紀子の余命が後1年しかなく、残された時間を佐野さんの為に使おうと決意したからでした。
そして佐々木紀子は、犯人に心あたりがあると2人に話します。
自分が思う犯人は、昔翼と一緒に写真を撮った人物。
その写真を持ってくると2人に話して紅茶を出して、別室に行きました。
出された紅茶を飲むさつき。
美味しくないと文句をつけ、自分が持参した砂糖を紀子のカップに入れてあげたらと鈴に提案します。
さつきが手にしている物は本当に砂糖なのかと疑う鈴。
考えている鈴にさつきは、鈴の正体を全部バラすと脅迫します。
そして、鈴へ再び持参した砂糖を入れた方がいいと提案し、自分で決めなさいと語るのです。
鈴は1989年の事件当日の事を思い出しています。
事件当日、父親からお泊り会に参加してはいけないと言われ慎吾と2人で暇そうにしていました。
そこへ、訪問者が来ました。
来たのはさつき先生です。
鈴の体調が悪いのでお泊り会を欠席すると理由づけをしていたので、確認の為の訪問だと妻と子供達に話すさつき。
その翌日、ニュース速報で事件が起った事を知った妻と子供達。
それを思い出した鈴は、当時自宅から発見された薬はさつきが仕込んだのではないかと思ったのです。
さっきから紀子の紅茶に砂糖を入れたらと提案する素振りから、犯人がさつきではないかと考えた鈴。
しかしさつきは否定します。
そして真犯人が誰なのかを鈴の耳元で囁きました。
【テセウスの船】原作漫画の第7巻の結末ネタバレ2
東元俊哉「テセウスの船」7巻読了。
この巻で、話が佳境に入ってきたのか、この雰囲気でダラダラと話を続けていくのか、その分岐点付近と感じました。
名作「僕だけがいない街」風味だったのが、これまた名作の「ミスミソウ」寄りになってきた感じを受けました。#読了 #テセウスの船 #コミック pic.twitter.com/eaXYubDaN4— hack81074@知らんけど。 (@hoshikuzu2110) April 15, 2019
真犯人の名前を鈴に告げたさつき。
さつきは、お腹の赤ちゃんの為にも自分に協力しないと明日の慰霊祭でも大量の人が亡くなることになると話します。
ドアが開き、佐々木紀子が戻ってきました。
鈴は急いで砂糖らしきものを手で隠します。
紀子がさつきに写真を見せました。
さつきは、真犯人と翼が一緒に写っている写真を鈴にも見せます。
その写真をみて驚いた鈴は鞄を落とし、その場から逃げ出しました。
マンションを出た鈴は持っていた砂糖らしきものを遠くに投げ捨てます。
ふと横を見ると、心と由紀がいました。
姉の姿を見て驚く心。
姉は靴も履かずに外を歩いている事に気づきます。
鈴は心に助けを求めるのですが、気を失い倒れます。
幸い心が鈴の身体を支えたのですが、下半身から出血を確認しました。
由紀が救急車を呼ぼうとしたのですが、心は直接病院に連れて行くといいタクシーに乗り込みます。
その頃、佐々木紀子とさつきは2人になり鈴の事を心配する紀子。
さつきは冷静に写真を見てショックを受けたと話します。
紀子は、もう少ししたら別の来客がくるとさつきに話します。
来客者が心だと話すと、手土産を皆で食べようとさつきが提案します。
紀子は手土産を入れる皿の準備を始めました。
その横でさつきは証言をやめるように話しますが、手助けだからと証言すると紀子は言い切ります。
どうしても自分の要求を飲んでくれない紀子にさつきは包丁を向けたのでした。
その頃、病院に到着した3人。
鈴は病室にいます。
先生より赤ちゃんの心配はないと言われるのですが、鈴は先生に子供を堕ろしたいと泣きながら懇願します。
佐々木紀子のマンションでは、さつきが血まみれになって立っています。
その横には、大量に血を流した佐々木紀子の変わり果てた姿が横たわっています。
何度も何度も包丁で身体を刺した形跡があります。
さつきは震える手でズボンのポケットから携帯電話を取り出し、誰かに電話をかけました。
電話の相手に佐々木紀子を包丁で刺した事を告げ、携帯を切りました。
佐々木が見せた証拠となる写真を抹消する為に、写真を食べるさつき。
佐々木紀子を刺した包丁を手に取り、自身の左腕と足・腹部を刺した後に携帯で110番通報して、警察に娘に刺されたと告げます。
病室では、子供を堕ろしたいと懇願する鈴に対し心は冷静に話を聞きます。
鈴は佐々木紀子の家で義母から犯人の名前を聞いた事と犯人の写真を見たと話します。
犯人の名前を心に告げました。
そして、明日の音臼村慰霊祭であの事件と同じように多くの人が亡くなってしまうと話します。
それを聞いた心は佐々木紀子が危ないと判断し、病室に外にいた由紀に姉の事を託し急いで佐々木紀子の家に向かうのでした。
佐々木紀子のマンションに到着した心。
マンション前にたくさんの人が群がっています。
その人達が佐々木紀子が亡くなったと話しています。
原因は犯人に刺された事で一緒にいた女性も重症を負っており、娘に刺されたと証言をしていると噂をしています。
それを聞いた心は、すぐに由紀の携帯に電話し姉を連れて警察に行き、2人で事情を話して保護をしてもらうように指示します。
そして、心はこれから音臼村に行き犯人と直接会ってくるというのでした。
由紀と鈴は2人で警察に向かおうと病院の玄関を出た所へ、救急車がやって来ました。
運ばれて来たのは木村さつきでした。
その姿に鈴は驚きながらも足を止めずに警察に向かいました。
病院のベッドに寝ているさつきは命は取り留めました。
病室に面会者がやって来ましたが、逆光になっており姿がハッキリ見えません。
さつきは、うまくやったでしょとその人物に褒めてもらいたいのか、事件の事を自慢するように話しています。
しかし相手は傷が浅い事から偽装だとすぐにバレるというのですが、さつきは否定しました。
それよりも喉が渇いたので飲み物が欲しいと言います。
面会者は、オレンジジュースをさつきに手渡しました。
心は1人で音臼村にやって来ました。
周囲を警戒しながら村の中を歩く心。
1989年にタイムスリップした時の記憶を振り返ります。
ふと霧が出てきたかと思ったのですが、気のせいだったようです。
先ほどまでスマホの電源がついていたのに、つかなくなった事に疑問を抱く心。
慰霊祭の会場に到着しました。
音臼小慰霊碑の前に椅子を置き、犯人が来るのを待ちます。
3時間位待ったかなと考えていると、誰かが近づく音が聞こえてきました。
心はその人物に1人かと確認するのですが・・・
その人物の手の平には目玉が握られており、この状況を見てもらいたくて連れてきたと心に語ります。
犯人の登場で目玉の持ち主はもしや…(゚Д゚;)?
【テセウスの船】原作漫画の第7巻の感想
7巻では犯人の具体的な人物像がでてきました。
この事から、私の頭の中で「この人が犯人だろう」という目星がついています。
しかしその人物に対する確信が持てません(゚Д゚;)
そして、義母の木村さつきが何故佐々木紀子を始末しなければいけなかったのか?と思いました。
証言を止めるだけの為です。
よほど木村さつきにとって、犯人は絶対的な存在なのか?と疑問に感じます。
ましてや、自分で自傷行為までも行い鈴を犯人扱いする手口。
本当に意地汚い人だと思いましたし、計画性のない人物だなと感じました。。
そうまでもして、犯人が喜ぶのだろうか?と感じました。
もし私が犯人なら、「勝手な行動をしたやつ」と思います。
実際に犯人はそう思ったのでしょう。
木村さつきの病室まで訪問し、始末しようとしているのだろうと思いました。
彼女も感づいていたのだと思うのですが、その内容はこの7巻では表現されていません。
次の8巻では犯人の顔が見れる展開になっているので、本当に楽しみで仕方ありません!
【テセウスの船】原作漫画の第7巻の見どころネタバレ
テセウスの船7巻読み!はー、事件の核心に迫ってきて、緊張感たっぷりで一気に読んでしまった…!怪しいヤツは見えてきたけど、真犯人?は誰なのか?その目的は?クレイジーなイカれたヤツならとことん怖くなるほどイカれててほしい!てか今巻のラストはかなりヤバイ!続きはよ!!#テセウスの船 pic.twitter.com/KM2MO8EzK8
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) March 27, 2019
この7巻は見どころがたくさんありすぎます。
まずは、木村さつきが佐々木紀子を計画性なく始末してしまった事です。
その犯人を鈴に押し付けようと自らの身体を包丁で2か所刺し、警察に通報する姿。
何とあざといのでしょうか。。
その頃、鈴は病院に搬送されているのでアリバイが十分あるのです。
考えなく行動した木村さつきの末路を見て欲しいと思います(゚Д゚;)
また、木村さつきが佐々木を包丁で刺す前に鈴に真犯人の名前を伝えています。
その名前を聞いた鈴は愕然とし、その場から靴も履かずに外に出てしまい偶然に心と出会うのです。
身体にストレスが掛かったのでしょう。
出血し、心が病院に連れて行きました。
幸い母子共に命に別状がなかったから良かったものの、鈴の精神的ストレスは物凄く負荷がかかっている状態です。
最後に音臼村に訪れた心が真犯人と直接対決をする所が、1番の見どころではないでしょうか?
最後のシーンで犯人の手と手の平に誰かの目を持っている場面で終わっています。
この目は一体誰のものでしょうか…気になりますね!
【テセウスの船】原作漫画7巻結末ネタバレ感想まとめ
以上、テセウスの船の原作漫画7巻ネタバレ感想と見どころをお伝えしました。
ついに本性を表し始めた真犯人と、裏で勝手な動きをする木村さつき。
おそらく犯人の意図しない展開となっている事が分かりますね!
この流れから8巻にどう繋がっていくのか期待です^^