今回は、あずみきしさん作の「死役所」第12巻の結末ネタバレ感想をお伝えします^^
11巻では報われない亡くなり方をした男性の話が印象的でした。
12巻ではついにシ村さんの過去の真相へと近づきます!
やっぱりネタバレは読みたくないという方は、以下で原作漫画を無料で読む方法もご紹介していますよ(^^)

>>死役所11巻の結末ネタバレ感想!傍聴にハマった男性の末路が悲しい!
【死役所】原作漫画第12巻の結末ネタバレ【シ村の過去】
死役所 12巻読んだ。
悪くない。生活保護とか冤罪とか、また少し視野の広がるエピソードだった。9巻くらいから話のクオリティが下がってるように感じてたが慣れてきた。社会勉強を兼ねて楽しめる。いよいよ次巻は待ちに待ったシ村さんの過去編だ。久々に期待 pic.twitter.com/BVDkkyA6Ph— トクタ (@comic_0032v) November 21, 2018
あらすじ紹介
いつも5話収録されています。
1話~2話は、生活保護を受給する事に抵抗を持ちながら、再就職をする為に努力をし続けた女性とギャンブルを止める事ができないが娘思いの父親との話です。
3話は、言葉を発する事ができない子供が義理の父親による身体的虐待によって亡くなってしまった話です。
4話~5話は、無実をずっと訴え続けるも家族を守る為に罪を被り、獄中生活を続けた男性とその男性を獄中から助ける為に無実を訴え続けた兄との話になっています。
▽内容ネタバレ▽
1話:ハローワークに女性が雇用保険受給資格を得る為に相談員との面談を行なっています。
女性の名前は、比護亜季保と呼ばれています。
比護は相談員へ、再就職の面接を何度も受けているが採用に至ってないと話します。
そして話している途中に気管支喘息の発作を起こすので、吸入器を使用し発作を抑えるのでした。
相談員はその様子を見て、就業状態に響くものではないかと心配します。
そして比護が求める就職先とは違う職種の案内を行ない、今回の面談で保険の受給資格が終了する事を告げるのでした。
ハローワークからの帰り道に比護は店頭に貼ってある広告を見つけます。
比護は以前デザイナーの仕事に就いており、自分がデザインした広告だったのです。
そして今回で雇用保険の受給資格が終了するにあたり、すぐに再就職できるものだと甘く捉えていた事に後悔するのでした。
家に帰ると父親に家賃半分を入金して欲しいと頼みます。
しかし父親の年金は少ないし居候の身なので、もっと家賃が安い所に引っ越ししようと提案するのですが、その引っ越し費用もない事を父親に告げるのでした。
ある日テレビを観ながら、これからの生活をどうしようかと考える比護。
就職までの繋ぎとして、今自分が所持しているものをネットフリマで売ろうと考えてサイトに掲載するのでした。
最低限の必要な荷物を残し、ほぼ売り切る事ができました。
しかしブランドバックが1つ残っているので、父親に売らないのかと問われます。
このバッグは比護が一生懸命お金を貯めて、頑張って購入した思いのあるバッグだったので売らなかったのです。
それでもお金の工面ができないという娘に父親が友達にお金を借りたらどうかと提案するのです。
比護は父親にそれだけはできないと強く言います。
そして父親は生活保護を受給したらいいと提案したのでした。
しかし比護は生活保護を受給する人は社会の底辺であり、税金で生活する自分を想像したくないといいます。
どうしても生活保護を受給したくないと何度もいう娘に父親は、デザインの仕事に就こうと思っても自分の年金を全額家賃に充てても足りない事を説明します。
そして住所がなければ再就職をする事ができない事を併せて説明し、自分だけでも市役所の福祉課に行って手続きをしてくると言います。
そんな父親の話を受けた比護は渋々市役所を訪れるのでした。
福祉課の窓口にて担当者が生活保護を受給したい理由を確認します。
比護は担当者に生活保護が受給できる場合はどれだけのお金が貰えるのかを確認します。
担当者より父親の年金収入があるので、支給金額から減額する事を説明します。
そして受給は個人ではなく世帯を対象としている事も説明します。
最後に比護へ制度に甘えずに努力するよう嫌味な言い方をするのでした。
比護は福祉課の担当者に言われた言葉が全て嫌味を言われているように思い返すのでした。
そしてそんな自分に生きている価値があるのかと自問自答していたのです。
2話:生活保護を受給する事ができた比護は、父親と共に市営住宅で暮らしています。
しかし日により気管支喘息の発作が出てしまうので、布団に横になりながら生活保護受給までの日々を思い返すのでした。
実際に生活保護費を貰った時の比護は、とてもホっとした気持ちになったと振り返ります。
父親は相変わらず自身の少ない年金でパチンコに通っています。
外出から帰ってきた父親は比護へ昼ご飯用のおかずとして焼き鳥を買って帰ってきたのですが、比護は無駄遣いと思うのでした。
そしてもう1つ袋がある事に気づき、中身を確認すると大量の薬と湿布薬が入っています。
湿布は市販のドラッグストアで買える事を比護は父親に言います。
そしてこんなに薬を貰ってくる事が税金の無駄と思うのでした。
父親は娘の医療券も貰ってきたと言います。
もう喘息の薬がない事を知っていたからです。
比護はまだあのブランドバックを所持しています。
病院に行こうと思い準備をするのですが、バッグを持って歩けば他人から生活保護の不正受給をしているのではと陰口を叩かれているように感じるので、ノーブランドのバックを持って出かける比護だったのです。
歩いていると主婦2人が生活保護の話をしているのに気づく比護ですが、自分に非難を言われているように捉えていたのです。
生活保護を受給する人は定期的に市役所で福祉課の相談員と面談が必要です。
比護は市役所を訪問し現在の生活状況の報告を行なうのですが、喘息発作が起こり、うまく話す事ができません。
そんな状況をみた相談員は就労がうまくいかない事や記録を確認すると病院にもほとんど行っていない事を確認します。
うまく答える事ができない比護に相談員は、強く病院に行って治療し就労するように言うのでした。
比護は何度も早くこの生活保護の状況から何度も抜け出さないといけないと焦ります。
焦れば焦る程物事は上手く回りません。
再就職の面接を何度も受けるのですが、落ちてしまい比護は市役所への面談日なのに体が思うように動かす事ができません。
市役所に面談に行かないと生活保護が受給できなくなるので父親は心配して、一緒に行くと娘に言います。
今回面談をする相談員は変更されており、話しやすそうなおばさんでした。
そしてその相談員へ父親は娘が生活保護を受給する事が社会の底辺だと言っていた事を話すのです。
それを聞いた相談員は、これまで生活保護を受給した人で有名な人は、ハリーポッターの作者を例として話をします。
しかし現在は本を書く事で成功し、莫大な税金を納める納税者に変わった事を説明します。
そして比護は元々働いていた人だから大丈夫と告げるのでした。
その言葉に少し心が軽くなる比護だったのです。
自宅に帰り父親にお風呂に入るように勧めるのですが、テレビをみているので先に娘に入るように言います。
お風呂に入りながら、比護は父親の事を考えます。
横顔を見た時に年をとったなと感じた事、自分と暮らす前は年金6万円で生活をしていた事、子供の時は夜中まで仕事をしていた事を思い出すのでした。
そんな事を考えていると湯船に浸かりながら体を温めているので、疲れもあるせいか眠たくなってきた比護だったのです。
役所に裸の比護が訪れました。
シ村さんに案内されている所をハヤシさんが見つけます。
比護は溺れて亡くなったのです。
生活事故課にて成仏申請書に事故の状況を記入します。
記入しながら自分が亡くなった事により、無駄な税金を使わなくて済むと感じるのでした。
しかしそんな風に思う自分を悲しく感じてしまうのでした。
現世ではテレビを観終わった父親は娘が長くお風呂に入っているなと思うのです。
ふとある日の娘との会話を思い出し、少しでも栄養のあるご飯を食べさせたいと思った父親は娘の財布から一万円を取り出し出掛けます。
その時比護はお風呂で亡くなっているのですが、父親は気づかなかったのでした。
3話:役所で作業をしているハヤシさんの前に小さな子供がシ村さんと一緒に訪れます。
シ村さんは、ももこちゃんだというので、ハヤシさんは女の子だと言います。
ハヤシさんがももこちゃんの名前でデータにアクセスするのですが、亡くなったんだというデータがありません。
ハヤシさんとシ村さんはももこちゃんを連れて、どこの課が担当なのかを聞きまわります。
しかしどの課に行っても、ももこちゃんのデータは存在しません。
ニシ川さんが喋れない子供の名前をどうやって知ったのかと2人に聞きます。
シ村さんは靴下に名前が記載されていた事を述べるのですが、どの衣類を見ても違う名前が記載されており、男女問わず貰い物の衣類を着ている事がわかったのです。
そしてオムツの中身をハヤシさんが確認すると女の子ではなく男の子と判明するのでした。
ズボンに「ふくはら じゅんや」と記載されているので名前をハヤシさんが読み上げると、男の子は手を挙げて返事をします。
そしてシ村さんが肌着の下は痣だらけなのを確認するのでした。
潤矢は生前、母親とまだ生後間もない弟と父親の4人で生活をしていました。
母親はまだ幼い弟に母乳をあげないといけないので潤矢にまで手がまわりません。
母親が遊んでくれないので大好きな椅子で遊ぼうとコマ着きの椅子をガラガラと音を立てながら動かします。
その音が不快だったのか父親が静かにするように大きな声を上げます。
その声にビックリした母親が潤矢に椅子で遊ぶ事はやめて自分の傍にくるようにいうのですが、椅子で遊びたい潤矢は大きな声で泣き出します。
泣いている潤矢に父親はおもちゃで殴りつけるのでした。
その様子を母親は見ているのですが、止めようとしません。
止めれば自分や生後間もない子供にまで手を出されると感じたからです。
父親の暴力が止むまで、静かに黙って目を伏せるのです。
ふと後ろが静かになったので後ろを振り返った母親は、動かない潤矢を見て驚きます。
父親は急に動かなくなった事、そして自分は何もやってないと大声で母親に怒鳴りつけるのでした。
役所の課で潤矢のデータがあったので、ハシ本さんが申請書に記入する為に潤矢の状況を読み上げます。
潤矢の原因は、継父から顔をクッションで覆われた事による窒息だったのです。
そしてハヤシさんは子供を手にかけたことがある事がある償いの気持ちからか、成仏許可証が出来るまで潤矢と遊ぼうと言います。
ハヤシさんは、潤矢の最後の記憶があの瞬間なんて悲しい事だと感じたからでした。
4話:行亮という男性が父親にちゃんと牛乳配達をしていない事を怒られています。
しかし行亮は怒られているのにも関わらず、平気な顔して電話がかかってくるまで再配達しないというのでした。
そこへ行亮を訪ねて、警官が2人やってきました。
傷害事件の任意同行を行亮に求めます。
行亮は言い訳せずに警察の車に乗り込むのでした。
その光景をみた父親は呆れています。
警察署では行亮へ傷害事件の取り調べを行なっています。
行亮もケンカをした事を認め、気をつけると反省の言葉を述べています。
警察は話を変えて別の爆弾事件について話を始めます。
行亮も近所で起こった事件なので知っていると答えるのですが、警察はお前が犯人だろうと決めつけた言い方をしてきます。
行亮は否定するのですが、警察は威圧的に行亮が犯人だと言い、本当の事を話せと言います。
そして、警察は調査して全部わかっていると併せていうのでした。
行亮が牛乳配達した先で玄関先に爆弾を置き、それを手に取った被害者が爆発に巻き込まれて亡くなったと警察が状況説明するのでした。
それでも行亮は自分はやってないと何度も何度も否定します。
話を聞いていたもう1人の警察官が行亮に事件当日に牛乳配達をしていた事を確認します。
そして、ある配達先の住人と話をした内容を語るのでした。
行亮は事件当日の会話として、爆弾事件と口にしていたと言うのです。
そんな事を言えるのは犯人以外にありえない事だと。
しかし行亮は、そんな会話をした事すら覚えていません。
そして再度否定し帰ろうと立ち上がると、警察官が座り直すように手に力を入れながら、再度犯人だと決めつける言い方をするのでした。
行亮は何度も否定する為、警察官は自宅に帰る事は許さない事と今日は留置場で休むように言い放つのでした。
次の日となり、改めて取り調べが始まりました。
今日は威圧的な態度を取るのではなく、家族の事を言いながら泣き崩しで罪を認めさせようとする計画のようです。
それでも行亮は否定します。
また日が変わり、何日も取り調べを受けている行亮の顔には無精髭が生えています。
留置場に入って3日以上は経過している証拠です。
この日も警察は威圧的な態度で行亮が犯人だと大きな声で罵っています。
行亮は何日も何日も取り調べを受け続け精神的に参ってしまっているのか、罪を認めるのでした。
行亮の裁判が始まりました。
検察官が行亮の犯行を自白する録音テープを証拠で提出し、裁判所で皆に聞かせます。
行亮の性格の事や仕事の事、被害者宅に何故爆弾を置いたのか、爆発した時の自分の状況を語っています。
その証拠が決め手となったのか裁判で行亮は無期懲役の判決を言い渡されるのでした。
行亮は刑務所に入り、日々を過ごしました。
そんなある日、行亮は刑務官より仮釈放になったと告げられます。
刑務所に迎えにきたのは兄でした。
行亮はしばらくの間兄の家にお世話になりながら、仕事を始めます。
兄と一緒に居酒屋でお酒を飲みながら、刑務所から出た生活はいいなと話をしています。
そして被害者の墓参りに行こうと思っているが一緒についてきて欲しいと頼みます。
兄は快く了承するのでした。
行亮は役所にやってきました。
シ村さんがどうやって亡くなったのかを訪ねると、肺炎で亡くなったと答えます。
申請書に記入するのですが、いつから肺炎の症状があったのかが分からないことを告げます。
シ村さんはデータを確認します。
そして行亮が冤罪で拘置所に9年、刑務所に19年いた事に、長い期間頑張ったことを労わってくれるのでした。
5話:シ村さんと行亮が事件の事や警察の取り調べでの状況を話合っています。
行亮は長時間の取り調べで精神的に参っていた事をシ村さんに告げます。
そして何度も言われる言葉に自分が本当は罪を犯していないにも関わらず、自分がやったのではと錯覚までするようになったともいいます。
その話に何度も同調するシ村さんでした。
警察の取り調べでの状況を振り返ります。
睡眠時間を削られ、何度も何度も同じ話をしてくる警察に行亮は警察の声が耳に聞こえないような精神状態となっていました。
そして、罪を認めさえすればこの取り調べも終わるのではないかと思い、罪を認めようと口をあけるのですが、出た言葉は罪を否定するのでした。
そんなある日の取り調べで行亮が罪を否定するので、1人の警察官が行亮の兄が犯人だなと聞いてきます。
突然兄を犯人扱いされ、びっくりして大きな声で兄の犯行を否定するのでした。
そして兄の事を考えます。
もし警察が兄を任意同行して取り調べを行なうと、兄はこの状況に耐える事ができるのだろうか。
そして罪を犯していないにも関わらず罪を認める状況に警察は持って行くのではないかと思い、兄が自分を庇ってしまうと思ったのです。
そんな事をさせてはいけないと感じた行亮は、兄を犯人扱いされる位ならと自分が罪を認めてしまうのでした。
拘置所で兄が行亮に面会をしています。
兄へ罪を認めた事を語ります。
兄は弟と共に裁判で一緒に戦うと宣言するのです。
無実の証拠を集めたり、署名を集めると言うのです。
実際に兄は街頭に立ち、弟の罪は無実だと言い続けるのでした。
そして警察から自白を強要されて弟は罪を認めた事、何度も何度も弟は無実だと語り続けるのです。
役所でシ村さんと行亮がまだ話を続けています。
行亮を犯人と決めつける物的証拠も警察の捏造だと兄は言い続けたと話します。
しかし、実際は本当に行亮の指紋が茶筒爆弾から見つかっているとデータに記載されているようでした。
しかし行亮は茶筒に触った記憶がないと話すのです。
今でも検察や警察が自分の28年の人生を奪った事に対し許す事はできないと言います。
そんな行亮に対し、シ村さんは何度も何度も労わりの言葉を掛けてくれるのでした。
行亮の成仏申請書が受理され、後は成仏するのみとなりました。
そこへシ村さんが声を掛けてきたので、行亮はシ村さんも冤罪の被害者なのかと聞きます。
そして冤罪被害者の仲間が欲しかった事を話すのです。
同じ境遇の人間の話を聞く事で自分が救われると思うから、シ村さんの話をしてほしいと頼むのでした。
シ村さんは、昔話を語ると行亮に言ってくれたのです。
謎に包まれていたシ村さんの過去が動き始めます…!

【死役所】原作漫画第12巻を読んだ感想
死役所12巻
めっちゃくちゃいいところで終わったぁぁぁ
気になるぅぅぅ pic.twitter.com/Kb4qNArY7H— りょ→ (@anisondejuggle) November 11, 2018
全体的に12巻はとても悲しい話が満載だと感じました(>_<)
1話~2話の生活保護を受給する女性は本当に努力家だと思います。
しかし体が思うようについていかないから再就職ができないのだと思いました。
病気だから仕方ないのではとすごく感じるのですが、市役所の職員の初回の対応が物凄く腹立たしく感じました。
実際私も福祉の仕事に就かせて貰っているので、生活保護受給者とお話する機会は多々あります。
しかしその人達皆が言うのは、市役所の対応がとても厳しく、何度も足を運んでやっと生活保護を受給する事ができたと言われます。
しかし、生活保護を不正に受給している人が多々いる事は確かなので、本当に困っている人に対して正当な目で判断して、受給評価をしてほしいと思いました。
また、まだ言葉を発する事ができない子供が亡くなる話はすごく痛ましく思います。
自分も子供が2人いますので、生活上怒らないといけない場面というのは必ず発生します。
疲れている時は何でこんな事で怒ってしまったのかと自分が反省する位です。
しかしこの父親は、本当の子供ではないしあまりにも弱い存在だからこそ暴力で解決しようとしたのか、もしくはこの父親も自分の親から同じような対応をされていたのかと感じました。
本当に悲しい気持ちでいっぱいになりました(/_;)
【死役所】原作漫画第12巻の見どころネタバレ
#死役所 12巻。『かわいそうな人』の比護さんに感情移入。病気で働けないもどかしさは尋常ではない。生活保護者への偏見があり、自分で自分を追い詰めてしまう。ハリーボッターの話、私も初めて聞いたけれど、あのスタッフさんに出逢えたら心が軽くなるなあ、って泣けた。頂いた恩義は返せばいいんだ。 pic.twitter.com/e9uOowGKDw
— もりー@漫画垢 (@morymolly2) February 3, 2019
見どころは、4話~5話の冤罪被害にあった男性の話だと思います。
この話では、警察から犯人と言われ続け、精神的にも身体的にも負担がかかる位の取り調べをしている状況を描いています。
それだけ昔の警察は厳しく犯人の取り調べを行なっていたのかと感じる事ができると思います。
また、冤罪にも関わらず犯人と決めつけ、そして家族まで巻き込もうとする展開にも注目して欲しいです。
そこまでしても犯人を捕まえたいという警察の執念が読み取れるでしょう。
現在の警察と比較して頂くと、かなりの待遇の差があったり、調べ方も本当に雑と感じる事ができます(^^;)
そして冤罪被害となった男性の境遇やその家族の境遇を知る事ができますし、役所では同じ冤罪被害者であるシ村さんの話に続く展開になっていますので注目して欲しいです。
また、私個人としては幼児身体的虐待によって亡くなった男の子の話も読んで頂き、自分の子供への接し方について自問自答して欲しいなと思います。
【死役所】原作漫画第12巻の結末ネタバレ感想まとめ
以上、死役所の第12巻の結末ネタバレ感想や見どころをお伝えしました。
冤罪の話は理不尽な状況にやるせない気持ちになりましたね(*_*;)
いつもは考えもしないような闇・裏側を覗くことが出来ます。
13巻ではシ村さんの過去に注目ですね!

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