今回は、あずみきしさん作の「死役所」第3巻の結末ネタバレ感想をお伝えします^^
10月からは秋ドラマとして実写化されるので原作漫画にも注目が集まっている作品です。
やっぱりネタバレは読みたくないという方は、以下で原作漫画を無料で読む方法もご紹介していますよ(^^)

>>死役所2巻の結末ネタバレ感想!イシ間さんと男性の過去が悲しい!
【死役所】原作漫画第3巻の結末ネタバレ【カニすべからく】
私が「このマンガがすごい!」を選ぶなら迷わず「死役所」を挙げるのになー。去年知った漫画で1番良かった。(今更知った「俺物語」もか笑) 職場の先輩に1・2巻お借りしたのがきっかけで、今日3巻発売日だったのでまとめ買いしましたー🌟 pic.twitter.com/7Ll3g1bu7f
— かったん (@inkgadenai317) March 9, 2015
死役所あらすじ紹介
一人目のお客様は自分たちのスタイルを貫き通したお笑い芸人。
大舞台を前に病魔に蝕まれていきます。
悲しく儚くも美しい話です。
二人目のお客様はなんと女子高生です。
若い彼女が役所に来た理由とはなんなのでしょうか?
現代らしくすごくリアルなストーリーは色々な感情が湧いてきます。
三人目のお客様は元気な女子大生です。
明朗快活な彼女は亡くなった理由に不服な様子です。
果たして皆さま無事に役所で手続きをし、無事に旅立てるのでしょうか?
死役所▽内容ネタバレ▽
3巻の第一話目に出てくる主人公は、若手漫才コンビの一人です。
なんだかいつもボーっとして無表情で本当に芸人なのか?
と感じてしまう風貌の彼は佐尾(さお)です。
そんな佐尾がネタを考えていますが、これがまたシュールなのです。
ネタの受けは万人受けはしないまでも相方の高崎(たかぜき)は、佐尾の作るネタをいつも褒めていました。
コンビの仲はいいのですが、佐尾の性格と風貌は芸人仲間からはあまり受け入れてもらえてません。
そんな中、二人は漫才コントのコンテストに一世一代の勝負にでます。
高崎はもちろんヤル気満々!
佐尾はというと・・やはりお決まりの無表情で取り組み始めます。
しかし、いつもの佐尾にしては具合が悪そうだと高崎は心配しますが、その心配を佐尾は一蹴します。
しかし、すでに佐尾の体は病魔に蝕まれていました。
その病魔は遺伝性で佐尾の父親も発症し、命を落としていたのです。
遺伝の確率は50%だと母親に告げられていましたが、佐尾はその50%に入ってしまいました。
そんな中二人は順調に漫才コンテストを勝ち進み、残すは決勝だけになりました。
そして迎えた決勝当日ですが、発症してしまうと余命が10年程度といわれている佐尾の病気は、漫才コンテストの決勝には間に合いませんでした。
血を吐き部屋に倒れた佐尾のことなど知らない高崎は、決勝なのに連絡が取れずに焦ります。
先輩芸人やスタッフからは連絡の取れない佐尾をけなされ、しまいには代役で佐尾の容姿に似てる人をマスクをつけて立たせようとスタッフや芸人仲間が奮闘します。
高崎は佐尾と出れないのならと棄権を申し立てようとしたその時、なんと車いすに乗った佐尾が目の前に現れました。
そのままの姿で舞台に立ちネタを披露した二人ですが、二人の思い出のネタはあまりにも万人受けはせず惜しくも優勝は逃してしまいました。
その後佐尾は亡くなってしまいますが、二人の思い出のネタのタイトル「カニすべからく」を芸名に起用し「カニすべからく高崎」として高崎はお笑い芸人を続けていくのでした。
二話めに登場するのは、女子高生の麻帆(まほ)です。
なんと彼女はまだ自分が亡くなったという自覚がありませんでした。
そのため手に持っていたスマホの充電器を探す始末です。
そんな彼女には親友の里奈(りな)がいました。
流行りが大好きな麻帆とは違い、里奈は流行りに流されない女の子です。
新しいスマートフォンを手に入れた麻帆はもちろん流行りのチャットアプリをダウンロードします。
そしてグループトークに参加しますが、みんなの会話をスルーしてしまいトークの仲間から目をつけられてしまいました。
それ以来麻帆は、四六時中どんな時もそれが親友の里奈と遊んでる時でさえも、グループトークが気になり四六時中スマートフォンを見つめています。
そんな中、里奈と二人で歩いている時に事故は起こりました。
スマートフォンを見ながら歩く麻帆に里奈は注意しますが、いつもスマートフォンばかり夢中になる親友に悪戯したくなりわざと違う方向を注意します。
もちろん画面ばかり見ている麻帆は階段に気づかず、転落してしまいました。
その事故と同時刻の麻帆の亡くなった後のグループトークでは、麻帆に対する制裁が起こっていました。
グループトークからも削除されこの世からも消えてしまった…悲しいけれど、現代社会ならではの話です。
三話目の登場人物は、元気な今どき女子大生のミチルです。
役所では亡くなった状況で手続きをする課が変わります。
サークルの飲み会で急性アルコール中毒で亡くなったミチルは、通常だと「生活事故死課」で手続きをしなければなりません。
彼女は事故ではないと主張しますが、その主張は第三者には理解できないものでした。
ミチルの主張とは、同じサークルのイケメン東条(とうじょう)君と可愛い私に嫉妬した先輩の綾(あや)さんがお酒を大量に飲ませて私の命を奪ったという主張でした。
そのサークルの飲み会の当日はミチルの20歳の誕生日でした。
初めてのお酒に勧められるまま飲んだ彼女が悪いのでは?
と役所職員も彼女の傲慢な主張に驚きつつも、どうにか彼女に事故として申請書に記入してほしい役所職員のシ村。
今までお客様と向き合ってきたときに培われた技である「共感」で、ミチルをなだめることにしました。
ミチルの容姿を褒めたり多彩な話術でミチルをなだめようと奮起しますが・・・
生活課の若手ハヤシが強情なミチルの態度に呆れて、つい口がすべり東条君と綾さんが付き合っていたことを告げてしまいました。
その発言に憤慨したミチルは、認められるまで申請書は書かない!
と役所の申請書をビリビリに破いてしまうのです。
申請書を書かなければ成仏できず、暗い真っ黒の世界を永遠に徘徊することのなるというのにミチルは申請書を書こうとしません。
果たしてミチルは無事に成仏することが出来るのでしょうか?
この話は次の4巻まで続いていきます。
カニすべからくのお笑い芸人の話は、実際読むと号泣ものです( ;∀;)

【死役所】原作漫画第3巻を読んだ感想
話題の「死役所」第3巻、絶賛発売中! あずみさんの地元である大分県では、どの書店さんも大プッシュしてくれています。さらに、読売新聞大分版では、こんな記事が! 地元の方は、ぜひ見てください。 pic.twitter.com/plXQDduWqh
— 月刊コミックバンチ_公式 (@Bunch_Shincho) March 13, 2015
一人目の話は初め、とにかく悲しくなぜこのタイミングなのか?
どうにか助かってくれないかと心から思いました。
二人の頑張りむなしく終わった大舞台でしたが、最後まで万人受けしていないネタをやりきる根性。
相方佐尾が亡くなった後、佐尾の渾身のネタのタイトルを芸名に起用する高崎の姿にすごく感動します。
二人目の麻帆の話はすごく考えさせられる内容です。
今の学生ではコミュニケーションの一環としてスマートフォンが普及していますが、やはり自分自身をしっかりと持ちそして何より周りにいる大切な人を見失ってはいけない。
と、とても考えさせられます。
三人目のミチルに関しては、自分にも経験してきた内容です。
誰しも初めてのお酒にはタガが外れるものだと思います。
楽しい世界から一転亡くなってしまい納得できないミチルの気持ちがよく分かります。
ですがいつもテキパキと仕事をこなしている役所職員さんたちが若い女の子に翻弄される様は、見ていてすごく面白いです^^
4巻のミチルがどうなるのか楽しみです!
第3巻を読んだ他の方の感想はこちら^^
意外と深い。そして泣ける。3巻で泣いた。
拭き取りきれない汚れみたいなモヤモヤ感がいつまでも心に残ってしまうので最高だな……漫画も侮れない…。
3巻のカニすべからくの話最後に大号泣してんけど
ほんで調べたらドラマ化もするらしいやん…タイミング神…
考えさせられる漫画だなぁ
命が絡んでくるので、簡単に楽しい・面白いと言っていいのか悩ましい…。
カニの生き方っていう話がむっちゃいい話しすぎる
とりあえず自分は好きです。
3巻のお話を実写化するならギースさんだよね?
題材になっているんだから!
めちゃくちゃに面白いから是非漫画読んで欲しい…
3巻のお笑い芸人のやつ泣ける…😂😂
割とグロめで重め、でも命に関して深く考えさせられる。
かなり読み応えあるなあ
このだいぶグロいやつどうドラマにするんやろ?
シ村さんめちゃ推せる 嘘が上手い男…(うっとり)
色々と考えさせられたり泣いたり。
3巻に載ってるカニの生き方が凄く好き。
読んでわんわん泣いてる😂
絵柄で判断して読まなかったんだけどもう涙腺崩壊
特に3巻お笑い芸人の話😂
心に深く刺さる系の読みたい人にぜひ…!
3巻では、特にお笑い芸人カニすべからくの話が泣けると話題です。
共感してしまうような感情移入できる内容も多いので、3巻を読む時はティッシュの用意をお忘れなく(´;ω;`)
【死役所】原作漫画第3巻の見どころネタバレ
「死役所」第3巻、本日発売!
SHIBUYA TSUTAYAさんでもサイン本を書かせていただきました。他にも都内に数店舗書かせていただいたので、ツイートにない場所は探してみてください。 pic.twitter.com/H06KAeMspQ— 月刊コミックバンチ_公式 (@Bunch_Shincho) March 9, 2015
この作品の見どころはやはり、女子高生麻帆の話です。
彼女のようにスマートフォンを初めて手にして、同じクラスの仲間とグループトークをしている学生は多いです。
里奈のようにグループトークに参加しない子を探す方が難しいほど少ないと思います。
恐らく現代の学生のほとんどが通る道なのがチャットアプリだと思います。
最近ではLINEがいじめに利用されていると耳にしたことがありますよね。
だからこそ現実味があり、感情移入してしまいます( ;∀;)
麻帆は彼女なりに必死にみんなと繋がっていたと思いますが、その努力むなしく最後はグループトークからあんなにも簡単に削除されてしまうなんて・・・
悲しくて仕方がありませんでした。。
薄っぺらい友情よりもいつも傍にいてくれた里奈という存在に、麻帆がもっと早く気づいていればと深く感じます。
話自体は短いストーリー展開ですが、内容はすごく考えさせられる内容なので、私の今回の巻の一番の見どころはここです^^
【死役所】原作漫画第3巻の結末ネタバレ感想まとめ
以上、死役所の第3巻の結末ネタバレ感想や見どころをお伝えしました。
女子高生もそうですが、お笑い芸人の話は切なすぎる(´;ω;`)
10月からドラマ放送がスタートするので、この3巻のお笑い芸人の「カニすべからく」は是非実写化して欲しいです・・・!
1巻1巻じっくり読んで考えさせられる作品なので、4巻以降も名作間違いなしですね^^

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